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鷹巣大館道路の鷹巣IC~二井田真中IC間が10月22日開通

秋田県北地域の観光支援や冬期走行環境の改善

2016年10月22日 開通

 国土交通省 能代河川国道事務所は9月15日、秋田県の鷹巣大館道路の開通を発表した。開通区間は北秋田市の鷹巣IC(インターチェンジ)と大館市の二井田真中ICの延長12.2kmで、10月22日に開通する見込みとなったという。

 鷹巣大館道路は日本海沿岸東北自動車道(通称:秋田自動車道)の一部区間。開通する鷹巣ICから二井田真中ICまで開通することで、大館能代空港を含む北秋田市から、秋田自動車道で小坂JCT(ジャンクション)から東北自動車道へ行くことも可能になる。

 開通により期待される効果としては、秋田県北全体が連携した広域周遊観光ルート形成の支援。世界自然遺産「白神山地」や世界遺産登録を目指す「縄文遺跡群」の世界遺産周遊観光ルートの形成にも支援となる。また、冬期交通の確保、周辺の企業進出・設備投資の後押しにも効果が期待されている。

 今回開通する区間は自動車専用道路で、歩行者、自転車、軽車両、125cc以下の二輪車の通行はできない。開通区間は無料で通行できる。

 鷹巣大館道路は、今回の開通後、大館能代空港の近くに設置される「あきた北空港IC(仮称)」まで2017年度に開通する予定。