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国交省、7月18日の海の日に関連して「海フェスタ」を豊橋市など東三河地域で開催
東三河地域の自動車工場や自動車輸入施設などの見学も
2016年7月11日 17:49
国土交通省は7月18日の「海の日」を迎えるにあたり、全国で100を超える海をテーマとしたイベントを開催する。なかでも愛知県東三河地域で行なわれる「海フェスタ東三河」は海上保安庁大型巡視船の体験航海を行なうなど、実際に航行する船に乗船できることが特徴となる。
海フェスタ東三河は、7月16日から7月31日までの16日間に渡って開催。場所は東三河エリアの8市町村となる。船の一般公開は豊橋市の岸壁会場 神野地区、体験航海の発着場所は豊橋市の神野ふ頭3号岸壁をはじめ開催エリア内の港などで行なう。
実際に航行する体験乗船は予約が必要で、海上保安庁大型巡視船の体験航海など主要なものはすでに締め切られているが、まだ締め切られていない船もある。船の一般公開として、海上自衛隊護衛艦「こんごう」、気象庁海洋気象観測船「啓風丸」など多数の船の公開が予定されている。
また、セミナー・シンポジウムとして、「クルーズ船セミナー『クルーズ旅の魅力について』」のほか、防災セミナー、気象セミナー、税関セミナーなどを開催。さらに、グルメイベント、海上自衛隊楽隊コンサート、映画会を開催する。
東三河地域は船による自動車の輸出入が盛んな地域でもあり、セミナー・シンポジウムではトヨタ自動車「MIRAI」の開発担当者を交えた「三河港自動車シンポジウム『三河港から世界へ、そして未来へ』」の開催、メルセデス・ベンツ日本の輸入した車の新車整備センターの見学などが海フェスタ東三河のイベントとして予定されている。
なお、海の日のイベントは全国でさまざまなイベントを開催予定。7月18日に東京港晴海ふ頭の東京港晴海客船ターミナルで総合開会式が行なわれ、海上保安庁巡視船や海洋調査船など船の公開や体験乗船も実施する。