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【関空旅博2016】「有休ハワイ」キャンペーンとハワイ4島の最新情報を紹介
ハワイアン航空のコナ直行便は週3便
2016年6月6日 19:02
- 2016年6月4日～5日 開催
6月4日～5日に関西国際空港を舞台に開催された「関空旅博2016」。この関空旅博には、さまざまな国や地域、そして航空会社や空港関連会社が出展していたが、常に高い人気を誇っていたのがハワイ州観光局のブース。そして、同時開催された海外旅行セミナーにおいても、多くの人が受講列に並んでいた。
ハワイ州観光局のセミナーは「有休ハワイ」の解説が多かったためか、有休になじみのある“社会人限定”として開催。ブースでは妖怪ウォッチとコラボレーションした「アロハ! 妖怪ウォッチ 楽園ハワイでゲラゲラポ～!!」をファミリー層に訴求していたが、セミナーについてはブースとは異なる情報を発信していた。
講師を務めたハワイ州観光局 営業部長 森義直氏は、“仕事のための……”で始まる「有休ハワイ」について紹介。有休ハワイは、「ハワイで休んで英気を養い、 もっとよい仕事ができる好循環サイクル」だという。ハワイ州観光局は専用Webサイト「有休ハワイ」を立ち上げ、ハワイの各島ごとに得られる“やる気”や“知性”などのパラメータを掲載。有休でハワイに行った際に強化できる部分を提示している。
森氏は、そんな各島ごとの観光スポットを紹介。さらに各島ごとの紹介ビデオをプレゼンテーションと切り替えつつ流すなど、それぞれの特徴が強く印象に残るような工夫を行なっていた。
最新情報としては、ハワイアン航空がハワイ島のコナ空港に羽田空港から直接航空機を乗り入れる直行便を開設することを大きく取り上げていた。ハワイ島はリゾートホテルが多く、新婚旅行などでは人気の地区。しかしながら、日本からの直行便が現在はなく、オアフ島のホノルル空港での乗り換えが必要になっていた。関西空港から行く場合は、ホノルル空港で乗り換えるか、羽田空港で乗り換えるかということになるが、羽田空港の乗り換えのほうがロスが少なくなる可能性があるという。どういうルートを選ぶかは適宜判断してほしいとのことだ。
また、2016年3月からはホノルル空港にAPC（Automated Passport Control、自動入国審査端末）を導入。過去にESTAを使って米国への渡航歴があれば、このAPCを使っての入国ができるという。このAPCで入国審査を終えれば、人によるチェックは簡易的なものになり、これまでよりもスムーズに入国できるという。無駄な待ち時間が減る可能性もあり、ESTA導入以降に一度でも米国に訪問した人にとっては朗報だろう。
そのほか、アラモアナセンターの西エリア拡張、8月25日にオープンする予定の「インターナショナルマーケットプレイス」、ワイキキトロリーの新路線の紹介、日本マクドナルドとコラボレーションしたロコモコバーガーの紹介、ハワイでの結婚式に関する紹介が行なわれていた。
このハワイ州観光局のセミナーでは、ハワイのパンフレット2部のほか、「ハワイで休んで、いい仕事。有休ハワイ」と書かれたマグネットシートを配布。森氏は、「ハワイに行った際にはこのマグネットシートをオフィスにある（行動予定表などの）ホワイトボードに貼って、パワーアップして帰ってきてきてほしい」と使い方を紹介。パワースポットが豊富にあるハワイで有休を過ごすことを勧めていた。
