ボーカリスト琴音の音楽旅

食欲の秋! 横浜&中華街で歴史と満腹食べ歩き

 港町としてさまざまな文化が入り交じった街、横浜。食、文化、音楽……さまざまな国の色が混ざり合い独特なオーラを放っています。さまざまなジャンルのライブハウスもあり、私もよく訪れる街なのですが。改めて横浜の歴史を知りたいと思い、開港記念会館に行ってきました。

 JR関内駅を降りると、右手に横浜スタジアムが!

 野球に疎い私ですが、大きい建築物にはテンション上がります。公園もあり、くつろいでる人々の姿に癒されます。JR関内駅から歩いて約10分、横浜市開港記念会館が見えてきました。洋風の外観がカッコイイ!

 中に入ると無料ガイドさんがいて、内部を説明付きでまわれることに。おかげで、1人では分からなかった細かいところまで説明していただき、より詳しく展示物を見てまわれました。

 この素敵な外観の建築様式は、東京駅などにも採用されている赤煉瓦と花崗岩を取り混ぜた「辰野式フリークラシック」という様式だそうです。確かに、ちょっと東京駅っぽい。

 コンサートや講演会で、講堂や数々の会議室が今でも使われています。外観写真の奥に見えるのが、この開講記念館のシンボルでもある「ジャックの塔」です。神奈川県庁には「キングの塔」。横浜税関には「クイーンの塔」と横浜三塔と言われているそうです。
三塔を一望できるスポットを巡ると、願いが叶うと言われているとかいないとか……。

横浜市開港記念会館の外観 奥に見えるのがジャックの塔
正面入り口
踊り場にあるバラ窓
素敵な洋館風の2階

 2階に昇るととても美しいステンドグラスが。これを見た瞬間、これだけでここに来てよかった~! と思いました。本当に外国みたい。このステンドグラスは宇野澤組ステインド硝子製作所によるもので、開港当時の横浜を描いているそうです。

 近くで見てみると、ガラスの1つ1つに模様が入っていたりして、このガラスは現代では復元はほぼ不可能だそうです。関東大震災後の復旧時に製作されたそうです。

 ジャックの塔の下の辺りには、横浜の昔の地図がありました。当時の遊郭のあたり(今の横浜スタジアム)など、関東大震災の火災で焼けてしまう前の横浜の地理などを説明してもらいました。

開港当初の様子を表わしたステンドグラス
ジャックの塔内部の螺旋階段

 この螺旋階段が、ジャックの塔の内部に続いているそうです。普段は上ることはできませんが、レトロな螺旋階段はそれだけでとっても素敵です。2階資料室も、さまざまな歴史に翻弄されながら増改築を繰り返してきた横浜市開港記念会館のあらましが展示されています。

 ものすごい頑丈な鉄の土台で作られた記念館の、土台の鉄板も展示してあるのですがあまりの重さにびっくりします。レトロなシャンデリアもとっても素敵!

2階の資料室
レトロなシャンデリア

 2階の特別室は、洋風の作りですがどこか日本の香りがします。調度品や八角形の天井も、大正ロマンを彷彿とさせます。あああ、こんなところでハイカラさんごっこがしたい! 袴にブーツでお茶飲みたい!

 階段下から、自然光が美しいステンドグラスはペリーが乗っていた船を題材としているそうです。見る角度や光の具合が全く違うので、階段のいろんなところから楽しめます。1階にある大理石の柱は、勝手にパルテノン神殿みたい!(行ったことないけど)

2階特別室
2階特別室の天井
階段下から見たステンドグラス
大理石の柱

 そしてガイドさんが、すぐそばにある県庁の屋上が気持ちいいですよ、と教えて頂き近くなので行ってみることに。親切なガイドさんに感謝しつつ、記念館をあとにしました。

県庁1階
県庁の階段
県庁の資料室
県庁屋上から望む横浜の海

 1階の入り口も県庁かってくらい素敵な雰囲気です。ドラマ「華麗なる一族」の撮影でも使われたそうです。この日はお天気もよく、屋上の気持ちいいこと! 海を眺めながら黄昏れてみちゃったりして。県庁の資料室でも、横浜の歴史について学べます。

 港町、横浜。戦後の歴史は、明るいものばかりではないですが、この美しい景色は変わらずにあるんだと思うと胸が熱くなりました。

 そして、そろそろお腹が空いてきたので歩いて中華街へ。

象の鼻パーク
山下公園から見る氷川丸

 天気のよい港町をテクテクお散歩気持ちいい! お腹が空いて我慢できずカフェラテ購入。港町の雰囲気を満喫しつつ、何を食べようかワクワク。

 激辛好きなワタクシ。梅欄のあんかけ焼きそばと迷いつつ、激辛 麻婆豆腐で有名な「景徳鎮」へ。四川料理ならではの、山椒のきいた激辛麻婆豆腐。口から火を噴きそうなくらい辛いけど美味しい! そして、ホタテ入り海鮮焼売を注文。

 ホタテのほかに、エビもたっぷり。上に少しだけ乗ってるウニもアクセントになって美味! 激辛最高と思わせてくれるお店です。

横浜中華街の景徳鎮
激辛 麻婆豆腐
ホタテ入り海鮮焼売

 景徳鎮を出て、同居する妹たちへお土産を買いに「崎陽軒」へ。オーソドックスな焼売と、黒こしょう焼売を購入。後日、一瞬でなくなったのは言うまでもありません。

 その後、豚まんを食べる気満々で豚まんで有名な江戸清に向かいました。しかし、さまざまなメニューに心移り。女心と秋の空、って変わりやすい私の食欲。だって、いざ目の前にしてみるとどれも美味しそう。

 デザート食べてないし、秋だし、季節限定だし、っと「熟成紅こがね芋まん」をオーダー。ごぼうパウダーを練りこんだ皮に、甘くてほくほくの芋あんが! 素晴らしいハーモニーとアンサンブル! めーーーーーーーーーーっっちゃ美味しい。

 女の子なら皆好きな味なんじゃないかな。秋スイーツとしてめちゃくちゃオススメです。

焼売といえば崎陽軒
豚まんで有名な江戸清
熟成紅こがね芋まん

 満腹になり、この日はこの辺りでお開きに。根岸線 石川町駅から帰りました。電車のアクセスに関しては、元町中華街駅も使えるし、徒歩でも景色を楽しみながら移動できるし、今回は使いませんでしたが、たくさんバスも通っていて交通の便がすごくいいですね。

 横浜のほんの一部分だけですが、今回、私はこんな感じで休日を満喫しました。横浜市開港記念会館は、横浜に住む方でも行ったことのない方も多いかと思いますがとっても素敵でした。

 この記事が皆さんが横浜に行かれる際の参考になれば、少しでも横浜の空気を感じいただけたらうれしいです。

琴音

シャンソン、JAZZなどをメインに歌うボーカリスト。28歳。たまにアルトサックスも吹きます。趣味・特技は、ライブなどで訪れた日本各地の美味しい食べ物を探すこと。思い立ってふらっと一人旅をすることもしばしば。ブログはhttp://ameblo.jp/singersax-kotone/