アエロフロート、ヨーロッパネットワークを武器に日本でのブランド力向上を図る

　ロシアの航空会社であるアエロフロート航空は、ツーリズムEXPOジャパン2015に単独でブースを出展。展示規模は小さいながらも、目を引く看板が印象的なブースだ。

　アエロフロートは旧ソ連から続く航空会社として規模も大きく、ヨーロッパ方面へ40都市以上のネットワークを持つ。これを活かして、日本からもモスクワを経由したヨーロッパ旅行を提案しているが、アエロフロートの認知度に課題があるという。

　旧ソ連時代のイメージとは異なり若い機齢の飛行機が多いことや、航空産業の格付け会社である英国のSKYTRAXが「東ヨーロッパのベストエアライン」に毎年同社を挙げていることなどが強み。日本市場でのブランド力強化を図るべく、ブースでは機内誌や同航空会社のサービスを紹介するパンフレットなどを配布していた。