【イベントレポート】ツーリズムEXPOジャパン2016
熊本城おもてなし武将隊がJapanステージで演舞
2016年10月11日 21:38
- 2016年9月22日~25日 開催
熊本城おもてなし武将隊 演舞
ツーリズムEXPOジャパンも終盤となった25日午後に行なわれたのが、熊本城おもてなし武将隊による演舞。熊本城おもてなし武将隊は熊本城城主加藤清正をはじめ10名で構成され、日頃は熊本城のふもとにある桜の馬場城彩苑を中心に活動中。その九州の拠点を飛び出して東京のステージに立ったのは小西行長、細川忠興、森本義太夫の3名。
ステージでは演舞で会場を沸かせたあと、細川忠興が「熊本は震災を受けて多大なる痛手を受け申したが、今、徐々に復興しており、皆さま方の観光が楽しめるように尽力してがんばっておりまする」と説明。また「美味しいものもたくさんご用意しておりまする」として、三大名物として馬刺し、辛子レンコン、いきなり団子を紹介。阿蘇や天草といった景勝地についても触れ、なかでも天草では98%の確率でイルカと会える、とPR。途中、小西行長が「くまモンもおりまする」と細川忠興をイジり、観客を笑わせる場面もあった。
終盤では再度演舞を行ない観客席を沸かせつつ、最後に「エイエイオー」と勝ちどきを上げステージをあとにした。
種子島観光協会による「種子島の魅力 これだ!」
東3ホールに位置する「Bステージ」では、海外のコンテンツを中心としたプログラムを実施していたが、25日午後には種子島観光協会による「種子島の魅力 これだ!」のステージが催された。
ツーリズムEXPOジャパンに初めて参加する種子島観光協会。フレッシュ種子島の野平綾子さんによる挨拶のあと、近未来の種子島を舞台とした「ロボティクス・ノーツ」のヒロイン、瀬乃宮あき穂がナビゲーターを務めるPR映像を放映。種子島宇宙センターや鉄砲館、ポルトガル人が上陸した門倉岬など、種子島の観光スポットを紹介した。
続いて種子島観光大使「種ちゃん」こと宮元詩乃さん、種子島観光協会公認の歌うゆるキャラ「アンノンちゃん」が登場。「サツマイモの歌」では踊るだけでなく歌声も披露し、ゆるキャラらしからぬ存在感を発揮した。
種子島観光協会 会長 荒木政臣氏がステージに加わったあと、「西之表市と中種子町、南種子町の1市2町」「台風の通り道」「世界に誇るロケットの打ち上げ基地がある」「鹿児島市から約115km南に位置」「日本に6852ある離島のなかで10番目に大きい」と、種子島の特徴をアピール。また、サーフィンの聖地としても知られており、移住者は500名を超えると荒木会長。宮元さんも「自給率が高いのでどんなにたくさんいらっしゃっても大丈夫」と太鼓判を押した。
最後に荒木会長が種子島は「鉄砲伝来の地、宇宙センターの地、そして海がとってもキレイ、食べ物も美味しい島です。種子島の隣には世界遺産の島、屋久島もあります。世界一美しいと言われる宇宙センターと世界遺産の島、屋久島。二つの島が並ぶオンリーワンの観光地です。世界各地からたくさんの方々にお越しいただいて、屋久島を含めてもっともっと活性化して行くようにがんばりたいと思いますので、皆さまのお越しをお待ちしております」とコメント。ステージを締めくくった。