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年頭所感:スカイマーク 本橋学社長

2025年1月1日

スカイマーク株式会社
代表取締役社長執行役員
本橋学

 新年あけましておめでとうございます。

 年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 はじめに、令和6年能登半島地震により被害に遭われた皆様へ、心からお見舞いを申し上げます。また、ご家族や大切な方々を亡くされた皆様へ、衷心より哀悼の意を表します。

 震災から1年が経つ今も、不安な日々を過ごされている方がおられるかと思います。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

 さて、2023年5月に新型コロナウイルスが5類へ移行し、2024年は帰省や旅行など航空機を使った移動需要が大幅に回復しました。当社におきましても、過去最高の搭乗者数となった2023年を上回る数のお客様にご搭乗いただきました。これもご利用いただいたお客様をはじめ 、当社をご支援いただいた皆様のおかげであり、心から深く感謝申し上げます。

 そして本年は、神戸空港の発着回数の増加と国際チャーター便の開始、福岡空港の滑走路増設に伴う発着枠の拡大など、わが国の航空業界において重要な節目の年になります。当社にとりましても、この両空港は羽田空港とともに極めて重要な拠点であり、この機会を大きなビジネスチャンスととらえて取り組んでまいります。

 また、本年は当社が現在使用しているボーイング 737-800型機から省燃費・脱炭素に対応した後継機種のボーイング 737-8型機の導入準備が本格化し、次の飛躍に向けた大切な一年となります。

 国際情勢や経営環境が大きく変化する中でも、当社は経営の根幹である「安全を何よりも最優先する」「お客様の時間を大切にする」「シンプルで温かく誠実なサービスと快適な空間を、身近な価格で提供する」という3点を確実に実施し、さらなる高みを目指して全社挙げて取り組んでまいります。

 2025年も引き続き変わらぬご愛顧をいただきますようお願い申し上げるとともに、皆様におかれましては実りある一年となりますことを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。