JR東海、3月15日ダイヤ改正。「のぞみ」指定席拡大、一部トイレの女性専用化など

新幹線を中心としたダイヤ改正を発表

　JR東海は、2025年3月15日にダイヤ改正を実施する。

　東海道・山陽新幹線「のぞみ」では、全列車で3号車を指定席に変更する。これにより普通車指定席は11両、自由席は2両となる。

　また、「のぞみ」以外も含めた16両編成の全列車で、奇数号車（11号車を除く）の2か所のトイレのうち1か所を女性専用とする。12月から順次専用化を行ない、対象のトイレにはピンク色の識別帯やピクトグラムなどを貼付して注意を促す。

　また、臨時の「のぞみ」の設定も拡充。6時台と21時台（始発駅基準）に東京駅～新大阪駅間の下り列車を各1本増やすほか、同区間における朝の下り列車、夕方の上り列車の一部を新大阪駅発着から博多駅発着とする。加えて、東京駅19時発の定期「のぞみ」を、特定日に臨時扱いで新大阪駅行きから博多駅行きに変更する。

　在来線では、豊橋駅の線路設備改良により、名古屋方面と浜松方面の列車が7・8番線で対面乗り換えできるようになる。

改正後の「のぞみ」の編成図

女性専用トイレの表記イメージ

6時台の下り「のぞみ」臨時列車を増発

21時台以降の上り「のぞみ」臨時列車を増発

東京駅における朝夕の「のぞみ」発車時刻の例

東京駅19時発の下り「のぞみ」を臨時で博多に延長運転

豊橋駅7・8番線で東海道線の対面乗り換えが可能に