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JALとアメリカン航空で1日3往復のニューヨーク、ロックフェラー・センターのあの写真を再現できるアクティビティなど

JAL便は8月中に全便A350-1000へ移行

2024年7月30日 実施

ニューヨーク市の魅力・最新情報を発信するイベント「Fly to NYC」

 ニューヨーク市観光会議局・アメリカン航空・JALは、ニューヨーク市の魅力・最新情報を発信するイベント「Fly to NYC」を実施した。

 ニューヨークといえば、JALが約20年ぶりに更新したフラグシップ機・エアバス A350-1000型機を1月24日に投入したばかりで、7月からは夜便にも就航。8月1日に4号機が到着したことで、8月中にはJALのニューヨーク線2往復がすべてA350-1000での運航になる。

 また、アメリカン航空は6月28日にニューヨーク~羽田線を就航しており、米系航空会社として唯一東京~ニューヨーク間を運航するとともに、共同事業を行なうJALと補完し合うことで、利用者は1日3往復から都合のよい便を選択できるようになっている。

JAL・アメリカン航空の羽田~ニューヨーク線(2024年7月1日~10月26日)

JL006便: 羽田(11時05分)発~ニューヨーク(11時05分)着、毎日運航
AA168便: 羽田(16時30分)発~ニューヨーク(16時59分)着、毎日運航
JL004便: 羽田(18時30分)発~ニューヨーク(18時30分)着、毎日運航
JL005便: ニューヨーク(13時30分)発~羽田(翌16時35分)着、毎日運航
AA167便: ニューヨーク(11時15分)発~羽田(翌14時30分)着、毎日運航
JL003便: ニューヨーク(01時40分)発~羽田(翌04時45分)着、毎日運航

 会場で登壇したJAL ソリューション営業本部 副本部長で東京支社長の西原口香織氏は、JALとアメリカン航空あわせて1日3往復という選択肢の多さと利便性について紹介したほか、航空格付け会社の英スカイトラックスによる「ワールド・エアライン・アワード」において、JALのプレミアムエコノミークラスが2024年の「ワールド・ベスト・プレミアムエコノミークラス」部門1位を獲得したことを報告した。西原口氏は、「ニューヨークは、最新鋭のA350-1000を初めて投入して非常に重視している路線の1つです。これからもお客さまにとって利便性の高い快適なサービスを提供をしていくのでご期待ください」と述べた。

 会場にはA350-1000型機のプレエコのシートが持ち込まれており、電動部分こそ機能していなかったが、水平まで上がるフットレストや着座時の両脇の空間の余裕、4Kの16インチ個人用モニターなど、実際に座って体感しているゲストが多く見られた。

日本航空株式会社 ソリューション営業本部 副本部長/東京支社長 西原口香織氏
アメリカン航空とJALのニューヨーク線機材について

 続いて、ニューヨーク市観光会議局 日本オフィス アカウントディレクターの伊藤宏和氏から、市内の最新動向について説明があった。

 ニューヨーク市には多くの展望台が存在するが、その1つ「ロックフェラー・センター」では、鉄骨に腰掛けて写真を撮る「The Beam Experience」が始まっている。これは1930年代の建築当時に撮影された、高所作業員が鉄骨に腰掛けてランチを取る著名な写真を再現するもの。もちろん現代的に安全にアレンジされていて、シートベルトも用意しているが、絶景とスリルを味わえるという。

 このほか、2025年にブロンクスでヒップホップミュージアムが誕生予定、2026年には世界で初めてLGBTQ+のミュージアムが開設予定など話題は尽きない。

ニューヨーク市観光会議局 日本オフィス アカウントディレクター 伊藤宏和氏
著名な写真「摩天楼の頂上でランチ(Lunch atop a Skyscraper)」を再現できるロックフェラー・センターの「The Beam Experience」
ブルックリンミュージアムが200周年。ネイティブアメリカンの資料が充実している
ブロンクスにヒップホップミュージアムが2025年開業
世界で初めてLGBTQ+ミュージアムが誕生。2026年
毎年5月開催の「TD Five Boro Bike Tour」は、ルート全体の自動車通行を禁止して行なう40マイルの自転車イベント
2026年にはFIFA ワールドカップを開催(厳密にはお隣のニュージャージー州)
地下鉄乗車時に使うMetroCardは2024年廃止予定。今後はスマホやクレカタッチでの乗車へ
アメリカン航空 ヘッド・オブ・エアラインパートナーシップ ジェフ・オガー氏が締めのあいさつを行なった