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ウェザーニュース、日本全国のゲリラ雷雨を予測してアラーム通知

2024年7月4日 発表

ゲリラ雷雨を予測してスマホで通知

 ウェザーニューズは、スマートフォン向けのアプリ「ウェザーニュース」で「ゲリラ雷雨アラーム」を提供している。

 同社によれば、今年7月~9月のゲリラ豪雨発生回数は全国で約8万7000回と予想しており、2023年と同程度の見込み。発生のピークは8月中旬になるという。

「ゲリラ雷雨アラーム」は、ゲリラ雷雨発生の30分前までにスマートフォンに通知が届くサービスで、アプリ内の「ゲリラ雷雨Ch.」もしくは「お天気アラーム」から登録できる。

「ゲリラ雷雨アラーム」の通知画面

 ゲリラ雷雨予測専任のチームが気象データやアプリユーザーから届く写真、全国各地のライブカメラ映像をリアルタイムで解析し、雲の危険度をAIで自動判定して発生場所や時間を絞り込んで発生場所や時間を絞り込むという。

全国各地のライブカメラ映像
専任チームがモニタリング
ユーザーからの雲の写真をAI会席
アラームを配信する

 ゲリラ雷雨発生のリスクを4段階で確認できる「ゲリラ雨雲レーダー」や、雨雲の動きが分かる「雨雲レーダー」、落雷を確認できる「落雷レーダー」などを活用し、事前の対策に活用することで、減災に役立つ。

左から「ゲリラ雷雨レーダー」「雨雲レーダー」「落雷レーダー」

 同社は、ゲリラ雷雨アラームが届いた際や、「急に空が暗くなる」「冷たい風が吹いてくる」「雷鳴が聞こえる」「稲光が見える」など、ゲリラ雷雨のサインがあった場合は、近くの建物に避難するなど対策を取るように呼びかけている。

ゲリラ雷雨予測専任チーム