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南海電鉄、高師浜線を4月6日に運行再開。新線を解説する「高架ウォーク」も3月に開催

2024年4月6日 再開

工事が進み、約3年ぶりに高師浜線の鉄道運行が再開

 南海電気鉄道は、4月上旬としていた高師浜線の運行再開日を4月6日と発表した。同線は連続立体交差事業による高架化のため、2021年から全線で運行を休止しバス代行輸送を行なっていた。

 運行再開にあわせ、伽羅橋駅と高師浜駅ではトイレを更新して多機能トイレを新設するほか、高師浜駅にエレベーターを設置する。再開後のダイヤも発表しており、朝夕は約15分間隔、日中は約20分間隔での運行となる。

 再開を前に、3月30日に無料のイベント「高架ウォーク」を実施。伽羅橋駅から羽衣駅までの高架を歩き、鉄道施設の解説を受けられる。4回実施予定で、うち午前の2回は高石市民限定、午後の2回は一般向け。各回とも小学4年生~6年生の子供と保護者による2人単位での募集となり、一般向けの回は南海電鉄Webサイト内「ぶらりたび」で2月28日から受け付ける。定員は各回30組60人まで、受け付けは先着順。

 このほか、羽衣駅西側工事ヤード内の特設会場で、3月30日に「おかえり!高師浜線大感謝祭~これからも地域のみなさまと共に~」を実施する。高架化前の高師浜線の写真展示や南海バスの車両展示、ステージイベントなどを行なう予定で、詳細は後日発表する。

過去の「高架ウォーク」の様子(今回とは別の区間)
今回の「高架ウォーク」では南海本線沿いの線路を歩く
「おかえり!高師浜線大感謝祭」のポスター