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ソラシドエア、熊本就航20周年。髙橋社長「少しでも助けになれば」と取り組んだ災害復興プロジェクトを振り返る
2023年8月2日 11:47
- 2023年8月1日 実施
ソラシドエアは8月1日、熊本就航20周年を迎えた。熊本空港では同日、20周年記念式典を開催したほか、ステージイベントやグッズ販売などの感謝イベントを実施。また、熊本発~羽田行き全5便の乗客には、20年分の感謝を込めて、空恋関連自治体の商品やソラシドエアグッズが入った記念品を配布した。
東京・沖縄・九州各地の14路線、40往復80便/日を運航中のソラシドエアは、2002年にスカイネットアジア航空として宮崎~羽田線の運航を開始した。翌2003年8月1日に熊本~羽田線の運航がスタート。現在、熊本~羽田線の1日の便数は5往復10便となっている。
主催者を代表して登壇したソラシドエア 代表取締役社長の髙橋宏輔氏は、「この20年はさまざまな災害に見舞われた20年でもあった」と回顧した。
2016年の熊本地震を受けて立ち上げたプロジェクト機「がんばろう!九州号」や、令和2年7月豪雨被害の復興支援を目的に運航した「みんなで頑張るばい!くまモン号」などの取り組みを振り返り、「ソラシドエアとしては、今後も熊本とともに成長できるよう努力したい」と抱負を述べた。
式典後は、髙橋社長らによる熊本発~羽田行きの16便の見送りも実施した。この16便は、ソラシドエアが実施している機体を活用した地域PR「空恋プロジェクト」の機体で、6月14日に運航を開始した「ただのいなかじゃーなかよ。南阿蘇GO」。描かれているのは南阿蘇村の地産地消イメージキャラクター「かなばあちゃん」だ。
熊本空港1階のイベントスペースで実施されたソラシド感謝祭では、物販や整備パーツ展示、子供向け制服着用会のほか、地元の幼稚園児を対象とした航空教室が開催され、元気いっぱいの“生徒”の様子に立ち止まる人の姿が見られた。