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小中高生の7割が学校や部活にマイボトルを持参。水道・給水機の直接利用を控える指導は5割以下

サーモス、コロナ禍以降の利用動向を調査

2023年3月30日 発表

サーモスはコロナ禍以降の子供の学校でのマイボトル利用動向を調査した

 サーモスは、新型コロナウイルス感染拡大以降について、子供の学校でのマイボトル利用動向を調査した。

 調査期間は1月27日~30日で、全国の小中高生の子供をもつ親1321名を対象に行なった。水道や給水機から直接水を飲むことを控えるような指導について、指導があったのは28.2%、コロナ前から指導されていたのは15%、指導がなかったのは56.9%だった。感染拡大前後で指導に変化がないケースも一定数あったが、28.2%で指導に変化があり、合計で43.2%に水道や給水機から直接水を飲むことを控えるよう指導があったことが分かっている。

 学校(部活を除く)へのマイボトル持参は、84.8%で推奨・許可された。このうち、コロナ禍以降に許可されたケースが21.3%で、コロナ前と比べてさらに推奨されたケースが12%、コロナ禍から推奨・許可されていたケースが50%以上となっている。なお、マイボトル持参率はさらに高くなり、毎日持参していた人の割合は10.3ポイント増の69%となった。

 またコロナ禍以降、40.1%がマイボトルを新規購入しているという。購入したマイボトルのタイプは、ポーチつきのスポーツボトル(保冷専用ボトル)、マグボトル(保温・保冷両用のボトル)」、ポーチなしのスポーツボトル(保冷専用ボトル)の順に多かった。

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