地球の歩き方、脳科学の専門家とコラボした「脳がどんどん強くなる！すごい地球の歩き方」

地球の歩き方は「脳がどんどん強くなる！すごい地球の歩き方」を発売した

　地球の歩き方は、「脳がどんどん強くなる！すごい地球の歩き方」を発売した。価格は1650円。

　コロナ禍でのステイホームのストレスと運動不足により、現役世代から20～30年かけて発症していくとされる認知症の患者数が急増することが予想されるという。同書では、脳科学の専門家である高島明彦氏を著者に迎え、旅をすることがなぜ脳にいいのかを解説した。特に、空間ナビゲーション機能を司る「嗅内野」という部位に着目し、認知症を予防する50のトレーニングを紹介している。

　第1章では、脳の仕組みや働きと嗅内野について解説。認知症との関係性や、旅が脳に与える影響について図解しながら紹介する。

　第2章では、脳を活性化させる具体的な50のトレーニングを紹介する。旅先や家の近所、自宅で日常的に取り入れられるトレーニングを盛り込んでいる。海外旅行、国内旅行、体を動かすもの、座ってできるものなど、シーン別トレーニングから好きなものを選んで挑戦できる。

　第3章には、文章で書かれた世界各都市のお散歩ルートを読み解きながら、ルートを地図上に書き込むトレーニングを掲載。嗅内野と海馬を含むアルツハイマー型認知症で障害を受けやすい場所を刺激し、空間ナビ機能を鍛えることができる。旅先でのお散歩気分を味わいながら、脳も一緒に強化することができる。