ニュース

北大阪急行電鉄南北線延伸線(千里中央駅~箕面萱野駅)、2023年度末に開業

2023年度末 開業予定

北大阪急行電鉄南北線延伸線(千里中央駅~箕面萱野駅))を2023年度末に開業する

 阪急阪神ホールディングスは、北大阪急行電鉄南北線延伸線(千里中央駅~箕面萱野駅)を、2023年度末に開業することを発表した。

 北大阪急行電鉄南北線延伸線は、江坂駅から千里中央駅まで運行している北大阪急行電鉄南北線を、千里中央駅から北へ約2.5km延伸し、「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅を新設する路線。整備主体である箕面市と北大阪急行電鉄が2016年度より工事に着手し、2022年5月末には箕面船場阪大前駅から千里中央駅間のトンネルが貫通した。

 現在は、主に軌道や電気設備・駅舎関連工事及び車両製造を進めており、これらの工事なども順調に進んでいることから、開業時期を2023年度末とする。

 なお、箕面市では、北大阪急行電鉄南北線延伸線に新設される2駅周辺のまちづくりも推進。「箕面船場阪大前駅」周辺の船場東地区では、客席数1401席をほこる箕面市立文化芸能劇場や大阪大学箕面キャンパスのオープンにあわせ、大学図書館の機能をもった蔵書数71万冊を擁する箕面市立船場図書館などがすでに竣工している。今後も、箕面市立病院の移転や健康寿命の延伸拠点となる(仮称)関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センター、民間事業者が整備する高層マンションが建設される予定。