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中央本線 東京~甲府駅間のすべてのトンネル区間で携帯電話が利用可能に

2022年3月31日 順次対応

中央本線の東京~甲府駅間のすべてのトンネル区間で携帯電話が利用可能となる

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は、通信事業者と共同で整備を進めていた中央本線の甲斐大和~塩山駅間のトンネル区間の対策工事を完了し、携帯電話サービスの提供を開始する。これにより、中央本線の東京~甲府駅間のすべてのトンネル区間で、携帯電話が利用可能となる。

 対象事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク。東京~甲斐大和駅間はすでに対策済みで、甲斐大和~塩山駅間について、3月31日までに順次サービスを開始する。トンネルの長さは約8.7km。

「電波遮へい対策事業」では、トンネルなどの人工的な構築物によって電波が遮蔽され、携帯電話などが使用できない地域で、非常時などにおける通信手段の確保など電波の適正な利用を確保することを目的に、国の補助金を活用して工事を行なっている。