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ヤンマー、大阪・長居公園のプロジェクト始動。チームラボ常設展示も

2022年4月1日 植物園先行オープン

長居公園のパークマネジメントプロジェクトを始動

 ヤンマーホールディングスのグループ企業わくわくパーククリエイトは、大阪・長居公園(大阪府大阪市東住吉区長居公園1-1)のパークマネジメントプロジェクトを始動し、今夏までにさまざまな施設を段階的にオープンする。

 既存施設を有効活用したイベント開催や賑わいの創出により、都市公園の価値向上を図るほか、ヤンマー直営レストランやフットサルコートなどの新規施設をオープン。長居植物園は2024年の50周年に向け、土壌改良などの再整備を行ない、4月1日に先行オープンする。

 長居植物園では、アート集団「チームラボ」による光のアート群の常設展示を夜間に開催し、昼夜二部制で営業する。昼の部では池の水質改善に取り組み、水景の美しさを感じる場を創出。里山ひろばでは子供たちに自然との共生について体感できる機会を提供し、植物園の北東口から南西口に設置する水辺の散歩道では植物園の外からもみどりや水景を感じながら散歩することができる。

 2022年夏ごろにオープンを予定している夜の部では、チームラボによる長居植物園の自然を活かしたさまざまな光のアート群を植物園内に常設。昼の植物園とは違った植物の新たな魅力を体験できる。

チームラボによるアート群を常設

 また、公園の管理運営において、テクノロジーを活かした機器の導入を進める。植物園の池の水質浄化システムや食品廃棄物を堆肥化するバイオコンポスター、太陽光発電や省エネ機器と連動するエネルギーマネジメントシステムなどを導入する。また、園内で使用する電力についてはCO2を排出しないグリーン電力を採用するなど、SDGsの実現にも貢献する。

水質浄化に取り組む植物園内の大池
資源循環を実現するバイオコンポスター

 そのほか、ヤンマーが直営するレストランや100以上のスポーツ教室の開催、長居植物園での里山体験や食の体験研修施設の設置を行なう。

ヤンマー直営レストラン
フットサルコート管理棟
食の研修体験施設