ヤマップ、進行方向に合わせて自動回転する「新・ベーシック地図」

「新・ベーシック地図」の提供を開始

　ヤマップは、登山アプリ「YAMAP」で登山地図がスマートフォン上で進行方向に合わせて自動回転する「新・ベーシック地図」の提供を開始した。

「新・ベーシック地図」は国土地理院が2020年3月に全国提供を開始した、目的に応じた自由度の高い地図デザインを可能とする「ベクトルタイル」を採用。「カーナビのように進行方向が常に上向きになるよう地図を回転してほしい」「ルートを確認する度にスマホを持ち直す必要をなくしたい」といった要望に応えた。

現在地（方向アイコン）は常に上向きな「新・ベーシック地図」

地図が北向きに固定の「従来のベーシック地図 」

　実際の進行方向と画面上の地図の方向が連動するため、より直感的かつ道間違いが起こりにくい地図閲覧が可能になる。また、拡大縮小しても画質が落ちない「ベクター画像」によって複雑な地形も高精細に描写。地図が回転しても地図上の文字情報は回転しないため、従来よりも可読性の高い地図を利用できる。

「新・ベーシック地図」は細かい線がよりはっきり見える