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8割の旅行事業者が2019年比で7割以上の予約減。観光庁、Go To トラベル参加事業者からのアンケート結果公開

2021年5月11日 発表

観光庁がGo To トラベル参加事業者からのアンケート結果を公開した。画面は宿泊事業者の回答

 観光庁は5月11日、Go To トラベル事業に参加している事業者(宿泊・旅行業)に対して実施したアンケート結果を公開した。

 1月から5月およびGW期間中の実績・予約状況を2019年比でまとめたもので、Go To トラベルの一時停止措置が続いていることから、各事業者の状況を把握するために行なった。期間は4月19日~22日、対象はGo To トラベル参加事業者3万4656(宿泊2万8066、旅行6590)、回答数は宿泊事業者が5467件、旅行事業者が3117件。

 利用・予約が2019年比で70%以上減少したと答えた宿泊事業者は、1月が42.3%、2月が43.0%。3月は31.0%とやや好転したものの、4月には42.3%、5月は47.2%と年明けより悪化している。

 一方、同様に利用・予約が2019年比で70%以上減少したと答えた旅行事業者は、1月が81.4%、2月84.0%、3月は76.0%、4月は81.5%、5月は84.2%で、やはり3月に改善の兆しが見られたものの、4月から再び8割を超えている。

※編注:2回目の緊急事態宣言は1月8日発出~3月21日全解除、3回目の緊急事態宣言は4月25日発出~5月31日解除予定

旅行事業者の回答