新御殿場IC～御殿場JCTの開通効果速報。新規区間への転換で国道138号～御殿場ICの渋滞解消へ

ナビタイムジャパンが新東名 新御殿場IC～御殿場JCTおよび周辺道路について開通効果を発表した

　ナビタイムジャパンは、4月10日に開通した新東名 新御殿場IC～御殿場JCTおよび周辺道路について、開通効果の分析速報を発表した。開通日を基準に、開通前の平日（4月5～9日）と開通後の平日（12～16日）の道路状況を示している。

国道138号、国道138号バイパスから東名・新東名を利用した方面別割合

　国道138号（現道）を経由して御殿場ICから東名 静岡方面に向かうクルマは約30％減少（44％→12％）。一方、国道138号バイパス（新規開通区間）を利用したクルマの約60％は新御殿場ICから新東名 静岡方面に向かっている。

　このことから、今回の開通によって、国道138号（現道）から御殿場IC経由で東名 静岡方面に向かうクルマの多くが、国道138号バイパス（新規開通区間）から新御殿場IC経由に転換していると言える。

国道138号（現道）所要時間の変化

　須走道路 須走ICから国道138号（現道）を経由して御殿場ICへ向かう場合、開通前後で所要時間が約4分短縮している。一連の開通効果で、並行する国道138号（現道）の混雑が解消傾向にあると言える。