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定額住み放題のHafH、2020年利用上位は東京・長崎・福岡。会社員の利用が過去最多に

2021年2月 発表

都道府県別利用泊数ランキング

 KabuK Styleは、定額制多拠点居住サービス「HafH(ハフ)」の2020年利用動向を発表した。

 HafHは、毎月定額で全世界に住むことのできるプラットフォームを目指す、定額制コリビングサービス。

都道府県別利用泊数ランキング

 2020年の予約数で最も多かった都道府県は「東京都」で、続いて「長崎県」「福岡県」という結果になった。東京都は、「ステイケーション」利用の高さや、都内在住者の働く場所としての宿泊施設利用が反映されたという。長崎県と福岡県は、HafHの4つの直営拠点が予約数を押し上げており、通常の宿泊予約サイトには見られない、HafHならではの傾向となった。

新規登録者数の推移

 2020年の緊急事態宣言後、テレワークの普及を受けて、場所にとらわれずに働くライフスタイルを提案してきたHafHの登録者数も急増。HafHプランの単月新規登録者数は、7月~12月まで、6か月連続で過去最高を更新したという。

新規登録者数の推移
利用者の職種区分

 緊急事態宣言後、会社員のユーザー割合が増加。テレワークの普及により、ワーケーションや仕事場としての宿泊施設の利用需要が増加したことが要因だという。

利用者の職種区分
有料会員の年齢別割合

 HafHの利用者を年代別に見ると、2020年末時点で30代以下の利用者が74%で、特に20代が41%と最も多いのが特徴。2021年1月の新規登録者を見ると、40代の比率が増加傾向にあり、テレワークやワーケーションが、40代以上の会社員にも徐々に普及してきていると予想できる。

有料会員の年齢別割合