シルバーフェリー、八戸～苫小牧航路に新造船「シルバーブリーズ」を2021年6月就航。「べにりあ」退役へ

シルバーフェリーは八戸～苫小牧航路に新造船「シルバーブリーズ」を2021年6月に就航する

　シルバーフェリー（川崎近海汽船）は12月23日、2021年6月に就航を予定する新造船の船名を「シルバーブリーズ（SILVER BREEZE）」とすることを発表した。本船は、東日本フェリーの航路撤退後に同船名のまま川崎近海汽船による運航となった「べにりあ」を代替するものとなる。

　船名は、航路愛称のシルバーフェリーと、“そよ風”を合わせたもの。内海造船で建造される総トン数8900トンの旅客フェリーで、自動車の収容台数はトラック70台（12m換算）、乗用車30台。旅客定員は400名。

　客室は、緑と木のテイストを基調とした心安らぐ船内デザインとし、家族の一員であるペットと一緒に過ごせるペット同伴室を増やし、展望浴室やベビールームを設ける。

客室