国交省、2023年1月運用開始予定の電子車検証を「A6サイズの台紙にICタグ貼り付け」と決定

国土交通省が電子車検証の仕様の一部を決定した

　国土交通省 自動車局自動車情報課は、2023年1月に運用開始を予定している「電子車検証（電子化された自動車検査証）」について、A6サイズ程度の台紙にICタグを貼り付ける方式を採用すると発表した。

　同省は自動車保有にまつわるさまざまな手続きのオンライン化を進めており、一括申請できるワンストップサービスに向けて検討を行なっている。

　電子車検証については2018年9月から検討会を開いており、「電子化に係る全体コストやICチップの空き領域の利活用方策など」を総合的に検討した結果、今回の仕様にまとまったという。

　A6サイズは148×105mmで、現行車検証のA4サイズ（297×210mm）の4分の1程度の大きさになる。