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UDS、韓国・ソウルに「ホテル アンテルーム ソウル」開業。ギャラリーやアトリエルームなどアートに触れる空間に
2020年10月23日 14:02
- 2020年10月22日 開業
UDSは、韓国・ソウルに「ホテル アンテルーム ソウル」を開業した。
同ホテルは、個性のあるショップとイチョウの木が連なっていたかつての街並みをイメージし、アートやカルチャーに触れることができる場として計画した。アートディレクションを手がけるのは、彫刻家・名和晃平氏率いるクリエイティブ・プラットフォーム「Sandwich」。地下1階のフロントとつながった地下2階のギャラリースペース「GALLERY 9.5 SEOUL」は、アジアの若手アーティストの発表の場となることを目指して展開する。
客室は全6タイプで計112室。木を中心とした自然素材を用い、住宅のようなおさまりや形にこだわった。最上階である18階には、ソウルを横断する川、漢江(ハンガン)を一望できるアトリエルームを2室備える。それぞれに韓国と日本のアーティストによるアートを設置した。
昼間はアート関連を中心にした本を読んだり購入できるカフェバーTellers 9.5を展開。日中はArt Book Salon、夜はBarとして営業する。ソウルの街並みを一望できるルーフトップテラスからは、山の姿を背景にビルや住宅の光が輝く韓国らしい夜景を楽しめる。また「GALLERY 9.5 SEOUL」で開催する企画展と連動して、ワークショップやポップアップショップなどを実施する。
1階には、朝食からディナーまで提供するベトナミーズカフェ&レストラン「I PHO U」を設けた。韓国料理をモダンに表現したNew KoreanでAsia's 50 Best Restaurants10位、ミシュランソウル版2つ星を獲得しているレストラン「JUNGSIK」のシェフ、イム・ジョンシク氏による新店舗として、フォーやバインミーなどを夜はワインとともに提供する。