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アート×音楽×テクノロジーがコンセプトのライフスタイルホテル「アロフト東京銀座」内覧会。スイート4室を含む205室

2020年10月1日 実施

アロフト東京銀座の「サヴィーキング」タイプのゲストルーム。広さは約27m2でシティービューとなっている

 サンケイビルとマリオット・インターナショナルは10月1日、共同で開発を手掛けた「アロフト東京銀座」(東京都中央区銀座6-14-3)を開業した。

 アロフトホテルは現在、世界で25以上の国と地域に175軒以上を展開しており、同ホテルは日本初上陸のアロフトブランドとなる。

東京メトロの東銀座駅から徒歩2分。A1出口が一番近い
みゆき通りと昭和通りの角地に位置する
1階のエントランス付近

 アロフト東京銀座の総客室数は205室(キング108室、ツイン93室、スイート4室)。オールデイダイニングやバーのほかに、屋上にはホットドッグやシャンパンを提供するルーフトップバーを備える。また24時間年中無休のフィットネスも併設し、有酸素運動やウェイトトレーニングなどの最新器具が揃う。

「RE:MIX LOUNGE」と名付けられたロビーラウンジ
チェックインステーション
スナックや飲み物を終日いつでもテイクアウトできるグラブ&ゴースタイルのショップ「Re:fuel」

 1階にある「W XYZ Bar」は、同ホテルブランドの特徴である、新進アーティストによるライブイベント「Live@Aloft」を定期的に開催する場所となっている。しかし現在は新型コロナウイルスの影響でリアルライブは行なわず、それに代わるものとして無観客ライブを計画中とのこと。現在はホテル公式YouTubeチャンネルで、音楽プロデューサー齊藤耕太郎氏をキュレーターに迎え、第0号を配信している。

“SPACE”をテーマとし、ライブスペースを兼ね備えたバー「W XYZ Bar」
カジュアルな雰囲気でカクテルを片手にリラックスできる空間
ふと見ると鉄腕アトムの英語版コミックが
自由で都会的なデザインに囲まれながらみゆき通りの雑踏を眺められる
バーの奥にはビリヤード台も。もちろん実際にゲームを楽しむことができる
2階にあるフィットネス「Re:CHAGE」
斬新な雰囲気のエレベーターホール

 モダンでスタイリッシュな客室は、アロフトキング、アロフトツイン、少し広めのサヴィーキング、サヴィーツイン、そしてアロフトスイートの5タイプ。3階~16階が客室になる。

15階の「サヴィーキング」
23m2のアロフトキングより少し広めの27m2
55インチの薄型テレビ、無料高速Wi-Fiなどを完備
座席エリア
ボトル水は無料
パウダールーム

 スイートルームは13階~16階の上層階に1室ずつの合計4室。ソファやテーブル、クッションから壁紙にいたるまで、それぞれ背景にストーリーのあるアイテムばかりを集めている。例えば壁のグラフィカルでポップなペインティングはアーティストの今井俊介氏が東京の街並みをテーマに描いた作品。

スイートルームは53m2。独立したリビングには新進気鋭のアーティストの作品が飾られている
バスタブがあるのはスイートルームだけ。硝子ブロックから入る自然光が心地よい空間
スイートのパウダールーム
クローゼット
ベッドルーム。古今東西のカルチャーがミックスされたデザインだ
リビングとベッドルームをつなぐ秘密基地のようなコネクトエリア。左側がバスルームとなる
コーヒー&ティーメーカーや湯沸かし器など
壁に飾られたジャズのレコードを実際にレコードプレイヤーで聴くことができる

 屋上のエレベーターホールを抜けるとルーフトップバーに出る。銀座の街を見下ろすオープンエアーの空間はバー「Roof Dogs」として開放されていて、キッチンカー仕様のフォルクスワーゲンキャンパーが目を引く存在だ。ここではシャンパン、スパークリングワイン、ビールなどのドリンクとともにホットドッグを提供する。宿泊者でなくても利用可能だ(現在は20時までの営業)。ちなみに「Roof Dogs」という名前だが、ペット同伴はできない。

ドリンクを片手に銀座を一望できる貴重な空間
テーブル、ソファなど全28席用意されている
ビルの合間に東京スカイツリーも見える

 2階のオールデイダイニング「THE WAREHOUSE」に足を踏み入れると、1970年代のヴィンテージをアロフト用にスタイリングしたというハーレーダビッドソンが目に入る。配管むき出しの天井からかかるインダストリアルな照明や、大胆な壁のアートが醸し出す雰囲気は異国情緒たっぷり。ここではシェフこだわりの食材を使った料理を楽しむことができる。

西洋風のレンガ街のイメージを投影したというダイニング「THE WAREHOUSE」
特別にスタイリングしたヴィンテージのハーレーダビッドソンがお出迎え
全60席のダイニングは朝食会場でもある
インダストリアルな照明がとても印象的
こちらのダイニングスペースは宿泊者以外でも利用可能。打ち合わせなどで使ってみては?
壁には「CONVERSATION-EAST meets WEST」というグラフィックアート
オールデイダイニングでのんびり過ごす休日もよさそう

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 開業セレモニーの冒頭、「銀座の一等地にアトラクティブで斬新なホテルができたことを大変喜んでいます」とあいさつしたホテルビルのオーナーで、サンケイビル 代表取締役社長の飯島一暢氏は、「昼夜を問わず銀座のなかで輝けるホテルを目指す」とし、アート、音楽、テクノロジーが融合してできたアロフト東京銀座を紹介。世界的なブランド“銀座”で最もチャレンジングなホテルが誕生した、とアピールした。

開業セレモニーであいさつしたホテルビルのオーナー、株式会社サンケイビル 代表取締役社長の飯島一暢氏
「活動的な旅行者の滞在と遊びを向上できるホテルになるはず」と、マリオット・インターナショナル エリアバイスプレジデントのカール・ハドソン氏
「日本で一番愛されるライフスタイルホテルにしたい」とアロフト東京銀座の総支配人 小杉眞弘氏
テープカットの様子

 歌舞伎座やGINZA SIX、三越銀座には徒歩5分圏内という便利なロケーションに位置するアロフト東京銀座。斬新なデザインがそこかしこにあふれるクリエイティブな空間で音楽を楽しみながら、家族や友人と非日常の特別な時間を過ごせるだろう。