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世界初登場「ベイマックスのハッピーライド」でハピネスアップ! かわいらしさ満点の「ミニーのスタイルスタジオ」も

2020年9月28日 オープン

 東京ディズニーリゾートは9月28日、東京ディズニーランドに約3年をかけて工事を行なってきた大規模開発エリアをオープンした。

 約4万7000m 2 の敷地に、ディズニー映画「美女と野獣」をテーマにしたエリアと大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」が登場したほか、隣接する「トゥモローランド」にはアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」やポップコーン専門ショップ「ビッグポップ」が登場。さらに「トゥーンタウン」にもキャラクターグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がオープンしている。

予測不能な動きで笑顔と爽快感をゲット! 世界初登場のアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」

所要時間: 約1分30秒
乗車定員: 1台あたり最大2名
対象: 身長81cm以上

 トゥモローランドに、ディズニー映画「ベイマックス」をテーマにした世界初のアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」がオープン。ベイマックス好きには見逃せない仕掛けがたくさんの、笑顔になれるアトラクションだ。

 利用には入園後に東京ディズニーリゾート・アプリで「エントリー受付」が必要。対象は「身長81cm以上」で今回新設されたカテゴリーだ。リストバンドも新登場のサイズで、小さなお子さんが最初に乗れるようになる身長制限ありのアトラクションとなる。

映画「ベイマックス」をテーマにした世界初のアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」

 ディズニー映画「ベイマックス」は、日本とサンフランシスコからインスピレーションを受けた架空の都市「サンフランソウキョウ」を舞台にした、天才少年「ヒロ」とケア・ロボットの「ベイマックス」の活躍を描いた作品。

 このアトラクションは、主人公のヒロが「体験したすべての人たちをハッピーにすること」を目的に開発した施設。ベイマックスにそっくりなケア・ロボットにつながった乗り物が、ノリノリの音楽に合わせて予測不能な動きで回転し、ゲストのハピネスレベルを上げてくれる。

 ベイマックスがたたずむエントランスを抜けると、待機列から仕掛けでいっぱい。「体をひねってみよう」「思いっきり背伸びしてみよう!」などお勧めの運動が紹介されたパネルが並ぶ。これもゲストを健康でハッピーにするための仕掛けの1つなので、待機中にチャレンジしてみよう。

利用対象は「身長81cm以上」で今回新設されたカテゴリー。リストバンドも新登場のサイズ
待機列にはお勧めの運動が紹介されたパネルが並ぶ
カラフルな照明とノリノリの音楽で気分もアップ

 続いて現われるのは、ゲストに向けたヒロからのメッセージ。「たくさんの人を助けたいという兄さんの想いを胸にこのライドをお届けします」と書かれたメッセージの横には、ベイマックスとヒロ、そして飼い猫「モチ」の手形が添えられている。ベイマックスの手の大きさにはびっくりだ。

 待機列の先は、ベイマックスをまねて作られたケア・ロボットと乗り物がずらり。アップテンポの音楽とカラフルな照明で、待機列に並ぶ間も気分が上がってくる。さらに待機列を進むと、上部にはヒロとベイマックスのかわいいパネルが並び、所々にマニア心をくすぐるアイテムが展示されている。ケア・ロボットの心臓部「ヘルスケアチップ」の展示には「それぞれのケア・ロボットには、ベイマックスにならって1万通り以上の治療法が組み込まれています」という解説付き。ケア・ロボットを充電するためのケースや、ケア・ロボット修理ステーションなど見応えたっぷりで、解説を読みながら待ち時間を楽しめる。

ベイマックスとヒロ、飼い猫「モチ」の手形も
ケア・ロボットの心臓部「ヘルスケアチップ」も展示
充電中のケア・ロボット。レアなアイテムの展示が何か所にも

 順番になりケア・ロボットの乗り物へ。左右2つのエリアがあり、それぞれ4つのサークルがつながった作りになっている。ケア・ロボットはベイマックスよりも小さめだが、ベイマックスと同じように癒やしのフォルム。後ろにつながる乗り物は2名乗りで、座席に座ると目の前にはケア・ロボットの大きな背中が見えて癒される。

 アップテンポな音楽が流れるとケア・ロボットに操縦されて乗り物がスタート。最初はノリノリで盛り上げてくれるキャストさんと一緒になって音楽を楽しむ余裕もあるが、徐々にテンポアップ。カーブでは遠心力で予想外の振られ方をしたりと、余裕がなくなって前方のバーをずっと握っていることに。その不規則さがおもしろくて、ゲストは思わず笑ってしまう。

 このライド中に天井に取り付けられたスキャナから光が放たれ、ゲストのハピネスレベルを測定。最後にハピネスレベルの上昇が確認されれるという仕組みだ。乗り物が左右に振られるが、小さな子供が怖がるほどではないので安心して楽しめる。ライド中に流れるアップテンポな曲はこのアトラクションのオリジナルで6種類もあるので、何度も楽しめるだろう。天才少年ヒロが仕掛ける、ゲストたちのハピネスレベルを上げてくれるアトラクション。友達や家族と一緒にノリノリで体験しよう。

 また、この「ベイマックスのハッピーライド」の近くにある、猫型のパワースーツを着たベイマックス風の自動販売機も必見。屋根の上に寝ているモチもぜひチェックしたい。夜になると、近くのスペース・マウンテンと連動したライトアップになるので注目。白や青、紫などさまざまな色に次々変化して美しい。「ベイマックスのハッピーライド」の前に新設された、トゥモローランドにぴったりのオブジェのライトアップとともに楽しもう。

円形に並んだケア・ロボットと乗り物がずらり
ベイマックス型のケア・ロボットがそれぞれの乗り物を振り回す
ケア・ロボットの広い背中に癒されつつ、見事に振り回され続ける
近くに設置された猫型のパワースーツを着たベイマックス風の自動販売機。屋根の上のモチにも注目
夜になると、近くのスペース・マウンテンと連動したライトアップになって美しい
新設されたオブジェのライトアップとともに楽しめる(画像提供:オリエンタルランド)
ベイマックスのハッピーライド #theta360 -Spherical Image - RICOH THETA


宇宙をテーマにしたパーク初の常設のポップコーン専門ショップ「ビックポップ」

「ベイマックスのハッピーライド」の隣、トゥモローランド・テラスの向かい側に出現したのが、パーク初の常設のポップコーン専門ショップ「ビックポップ」だ。

「宇宙」をテーマにしたショップで、キャストの服装や内装も青をベースにしたSF調のデザインで見ごたえがある。特に天井は美しく、1歩室内に入ると思わず歓声が上がるほど。ショップ内はソーシャルディスタンスを保ちながら待機できるよう待機列の床にスタンディングラインが描かれている。右奥の窓からはポップコーンを作るキッチンも垣間見える。当面の間、感染症対策で利用人数が制限されるので、「東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト」で予約を行なってから利用しよう。

「ベイマックスのハッピーライド」の隣に出現した常設のポップコーン専門ショップ「ビックポップ」
「宇宙」をテーマにしたショップで、青をベースにしたSF調のデザインで見ごたえがある
待機列の途中にポップコーンバケットの展示が。上段と下段でバケットの両面がチェックできる

 ここで販売されているポップコーンは、パーク初登場の「クッキークリーム」のほか、「キャラメル&チーズ」「ストロベリーミルク」の3種類。新登場の「ポップコーンバケット(ベイマックス)」(2600円)や「ポップコーンバケット(美女と野獣)」(3400円)のほか、トイストーリーやくまのプーさんのポップコーンバケット(各2600円)など4種類のポップコーンバケットと一緒に購入できるほか、ビックポップのオリジナルパッケージの「レギュラーボックス」(500円)での購入もできる。

 初登場の「クッキークリーム」は、ほろ苦のココア風味。甘過ぎないので男性も食べやすい。「キャラメル&チーズ」はチーズとキャラメルで甘じょっぱい味。高級ポップコーンの風味で大人も満足できる。ピンク色がかわいい「ストロベリーミルク」は、ストロベリー味のミルクチョコの風味。なつかしい味で手が止まらなくなる。

 新登場のポップコーンはもちろん、待ち時間まで楽しい魅力的な店舗の「ビックポップ」。ぜひ予約して訪れてみよう。

キャストの服装もSF風。カウンターの3種類のポップコーン展示に圧倒される
左から「キャラメル&チーズ」「ストロベリーミルク」、そして初登場の「クッキークリーム」
レギュラーボックスには実は隠れミッキーも。ぜひ探してみよう

ミニーマウスのかわいい世界に浸れるグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」

 トゥーンタウンの入り口に登場したのが、水玉模様の大きなリボンが目を引く「ミニーのスタイルスタジオ」。東京ディズニーランドでは初となる、ミニーマウスと会えるキャラクターグリーティング施設だ。こちらも利用には入園後に東京ディズニーリゾート・アプリで「エントリー受付」が必要。

 ここは、世界で活躍中のファッションデザイナーであるミニーマウスが、衣装のデザインや制作、撮影などを行なうスタジオ。建物の中に入ると、ミニーマウスのキュートな世界に一気に引き込まれる。最初に通されるロビーには、ミニーマウスが表紙を飾った雑誌のポスターなどがずらり。ミニーのかわいいデスクとチェアーの後ろに並ぶ、デザイン関連で受賞したトロフィーも必見だ。

 部屋を進むと、ミニーマウスがデザイン画を制作するかわいらしいオフィスや、衣装の裁縫をするワークルームなどが並び、どの部屋も見事。ミニーマウスの飼い猫「フィガロ」の専用ベッドなど、ミニーマウスのファンには隅々まで見逃せない空間になっている。

 待機列の先には、ミニーマウスと一緒に写真が撮れるフォトスタジオ。季節ごとにおしゃれをしたミニーマウスに会うことができる。撮影時は以前のようなハグやハイタッチ、サインなどの触れあいはできないが、ミニーマウスとソーシャルディスタンスを保ちながら撮影できる。おしゃれなミニーマウスとの撮影を楽しみに、待ち時間までスタジオ内で満喫しよう。

トゥーンタウンの入り口にあった大きなゲートは撤去され、新しい看板が地上に新登場
トゥーンタウンのエリアに入ってすぐ右に「ミニーのスタイルスタジオ」が登場
入ってすぐのロビー。ミニーマウスが表紙を飾った雑誌のポスターがずらり
ミニーマウスがデザイン関連で受賞したトロフィーも必見
ミニーマウスがデザイン画を制作するかわいらしいオフィス
オフィスの横には一息つくための休憩スペースも
ミニーマウスの飼い猫「フィガロ」の専用ベッドも見逃せない
衣装の裁縫をするワークルーム。カラフルな布やミシンなどかわいさ満点!
最後の部屋の先にはミニーマウスと撮影できるフォトスタジオが。天井には隠れミッキーも
季節ごとにおしゃれをしたミニーマウスとソーシャルディスタンスを保ちながら撮影できる(画像提供:オリエンタルランド)