ニュース

NEXCO中日本、産学連携で“幻のうどん”「おざんざ」を復活。9月16日から長野道 梓川SAなどで提供開始

2020年9月10日 発表

NEXCO中日本は産学連携で復活させた「おざんざ」の提供を9月16日に開始する。写真は梓川SA(上り)のレストランで提供する「二色盛り」

 NEXCO中日本(中日本高速道路)、信州大学、アルピコ交通は9月10日、長野県大町市発祥のご当地うどん「おざんざ」の商品開発を行ない、9月16日から長野自動車道(E19)梓川SA(サービスエリア、上り)などで販売することを発表した。

 おざんざは大町市で生産されていた、つなぎに納豆を使用する独特な製法のうどんで、2017年の販売中止以降“幻のうどん”となっていたもの。NEXCO中日本と信州大学が2019年7月に締結した包括的連携協定に基づき、梓川SAの運営者であるアルピコ交通ともに「おざんざ復活プロジェクト」を推進。生産体制が整い、販売を開始することとなった。

 長野道 梓川SA(上り)のレストラン「RESTAURANT Azusagawa」では、「二色盛り」(おざんざと信州そばのセット、1000円)と「おざんざ信州づくし」(おざんざと信州名産品の組み合わせ、1430円)を提供。また、ショッピングコーナーでは、「乾麺(二人前)」(480円)と、麺に合わせて開発した「めんつゆ(希釈タイプ・200mL)」(530円)を販売する。

 また、長野道 姨捨SA(上下)、中央自動車道(E20)諏訪湖SA(上り)のショッピングセンターでも、乾麺(二人前)を販売する。

梓川SA(上り)のレストランで提供する「おざんざ信州づくし」
おざんざ復活プロジェクト