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外務省、全世界への不要不急の海外渡航自粛求める。危険情報「レベル2」を発出

2020年3月25日 発表

外務省は全世界を対象とした危険情報「レベル2」を発出した

 外務省は3月25日、新型コロナウイルスの感染が全世界に拡大するなか、全世界を対象に危険情報「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」に指定した。

 外務省は3月18日付で全世界の感染症危険情報「レベル1」を発出したが、今回、外務省は、中・長期的な観点からその国の治安情勢をはじめとする政治/社会情勢などを総合的に判断して、渡航・滞在にあたって特に注意が必要と考えられる国・地域に対して4段階で発出する「危険情報」を出している。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う国境封鎖や外出禁止令などの措置により旅行者らが行動制限を受けたり、航空便が突然の減便や運航停止になったりする影響を受ける例が発生している。そのため、渡航先の国や地域で出国が行動制限を受けたり出国が困難となる事態を防ぐために不要不急の渡航をやめるよう注意喚起するものとなる。

 なお、今回の発出は一律のものであり、国/地域別に発出している危険情報や感染症危険情報は有効となることから併せて確認する呼びかけている。