カジュアルクルーズフェリー「ブルールミナス」が2020年6月に津軽海峡でデビュー

津軽海峡フェリーの新造船「ブルールミナス」

　津軽海峡フェリーは6月から、津軽海峡ロード「青森～函館」航路へ就航中の「ブルードルフィン2」の代替船として、新造船「ブルールミナス」の就航を予定している。

　青森～函館を3時間40分、大間～函館を90分で運航。プライベート空間でのんびり過ごせる個室や足を伸ばせる椅子席など多様な船室を用意する。また「キッズルーム」や愛犬と船旅が楽しめる「わんこ対応施設」、バリアフリー対応など、さまざまなニーズに合わせた利用が可能。船旅が楽しくなる「イルカウォッチング」や操舵室見学などのイベントも行なう。

「ブルールミナス」は「ブルーマーメイド」「ブルードルフィン」「ブルーハピネス」と同型船で、大規模震災時には災害時多目的船として救助活動に寄与できる設備を搭載。要請があれば被災地への支援物資、自衛隊、警察、消防などの要因や車輌の緊急輸送が可能で、ストレッチャーの搬入が可能なエレベーターや清水供給、電力供給などの設備を有する。燃料消費量の削減とCO2排出量の削減が可能な環境に優しいフェリーとなっている。

「ブルールミナス」

総トン数：約8800トン
全長：約144m
定員：583名
積載台数：トラック71台または乗用車230台
速力：約20ノット

進水式の様子

津軽海峡フェリー「カジュアルクルーズ」について