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台風15号、千葉県内で大きな被害。通行止めや運休が続く
2019年9月10日 11:36
- 2019年9月10日7時30分 発表
国道交通省は、台風15号による被災状況をまとめ、公表している。
高速道路については、圏央道(C4)の茂原長南IC(インターチェンジ)~木更津JCT(ジャンクション)間、館山道(E14)の木更津北IC~富津竹岡IC間、富津館山道(E14)の富津竹岡IC~富浦IC間、東京湾アクアライン連絡道(CA)の木更津JCT~袖ヶ浦IC間で倒木などが発生し、9月10日5時30分時点で通行止めとなっている。
都道府県が管理する補助国道では、国道414号(静岡県賀茂郡河津町)で土砂流出、国道410号(千葉県鴨川市仲、千葉県君津市広岡、千葉県君津市辻森)で倒木の被害が出ている。
都道府県・政令市道では、9日12時の時点で24区間の被災が確認されていたが、10日5時30分時点ではその数が36区間に増えている。中でも千葉県内が21区間と最も多く影響を受けている。
鉄道では、JR東日本が横須賀線の横須賀駅~衣笠駅間で冠水、久留里線の東横田駅、横田駅で屋根の損傷、総武線、外房線、内房線、成田線、東金線、鹿島線で倒木、小湊鐵道が小湊鉄道線の馬立駅~上総牛久駅間で倒木、いすみ鉄道がいすみ線で倒木・倒竹、伊豆急行が伊豆急行線の稲梓駅~蓮台寺駅間で倒木・架線断線で被災している。
10日5時30分時点で運休となっている区間は、JR東日本が、総武線の佐倉駅~銚子駅間(倒木)、横須賀線の逗子駅~久里浜駅(冠水)、外房線の上総一ノ宮駅~安房鴨川駅間(倒木)、内房線の姉ヶ崎駅~安房鴨川駅間(倒木)、成田線の成田駅~佐原駅間、佐原駅~松岸駅間、成田駅~我孫子駅間(倒木)、東金線、鹿島線、久留里線の全線(倒木)、鹿島臨海鉄道が大洗鹿島線の新鉾田駅~鹿島サッカースタジアム駅間(停電)、銚子電気鉄道が銚子電気鉄道線の犬吠駅~外川駅間(停電)、小湊鐵道が小湊鉄道線の全線(倒木)、いすみ鉄道がいすみ線の全線(倒木・倒竹)、伊豆急行が伊豆急行線の伊豆高原駅~伊豆急行下田駅間(倒木・架線切断)となっている。