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九州中央自動車道・高千穂日之影道路、日之影深角IC~平底交差点が2021年開通。高千穂へのアクセス向上・観光振興に期待

2019年8月7日 発表

2021年 開通予定

九州中央自動車道内の高千穂日之影道路 日之影深角IC~平底交差点間が2021年内に開通する

 国土交通省 九州地方整備局 延岡河川国道事務所は8月7日、九州中央自動車道(E77)内の高千穂日之影(たかちほひのかげ)道路 日之影深角IC(ひのかげふかすみインターチェンジ)~平底(ひらそこ)交差点間(延長約2.3km)を令和3年(2021年)内に開通する見通しとなったことを発表した。

 九州中央道は、九州自動車道(E3)の嘉島JCT(ジャンクション)と、東九州自動車道(E10)の延岡JCTを東西に結ぶ、延長約95kmの高速道路/高速自動車国道で、現在も整備が進められている。

 高千穂日之影道路は九州中央道の一部を形成し、国道218号の線形不良箇所の回避(バイパス)、災害発生時の緊急輸送や観光振興、救急医療環境の向上といった地域活性化を支援する、延長約5.1kmの道路。

 2018年11月に西側の大平山トンネルを含む延長約2.8km区間が開通しており、今回発表された新平底トンネルを含む延長約2.3km区間が開通することで完成し、高千穂町と日之影町が結ばれる。

九州中央自動車道
九州中央自動車道・高千穂日之影道路の工事進捗状況
災害発生時の緊急輸送や観光振興、救急医療環境の向上といった地域活性化が期待されている