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JR九州×エアアジアのコラボ列車出発! 「ゆふいんの森号」にCAが特別乗務
2019年7月23日 21:31
- 2019年7月23日 実施
JR九州(九州旅客鉄道)とエアアジアは、九州と東南アジアの相互間における観光促進を目的に各種連携を進めている。その第1弾企画として、博多駅~由布院駅間を運行している観光列車「ゆふいんの森」にエアアジアのCA(客室乗務員)が乗務することとなった。
7月23日、博多駅を9時24分に発車するゆふいんの森1号の車内にて、JR九州とエアアジアの客室乗務員が車内に登場し、由布院駅に到着するまでのおよそ2時間半に渡り、さまざまなサービスを行なった。
博多駅の5番線では、入線してくるゆふいんの森1号に合わせて、駅長の中野幹子氏よりエアアジアのCAに花束が贈呈された。発車時刻が迫っていたこともあり、乗客と関係者ともにすぐさま車内へ。列車が動き出すと、ホーム上のJR九州の職員が手を振りお見送り。
途中、ゆふいんの森1号にエアアジアのCAが特別乗務しているアナウンスが流れ、進行方向先頭の1号車と最後尾車両である5号車から車内サービスがスタート。ゆふいんの森が描かれたフォトパネルとともに乗客と写真に収まる両社の客室乗務員の姿があった。
博多を出発し、鳥栖・久留米と途中停車。そこから日田方面に向かうため久大本線を進み、本日限定のノベルティが配布された。ノベルティの内容は、JR九州の列車が描かれたクリアファイル、ゆふいんの森がデザインされたマスキングテープ、エアアジアのキーチェーンリングが封入されていた。
10時59分、天ヶ瀬駅を出発し両社の客室乗務員が車窓から見える「慈恩の滝」「伐株山(きりかぶやま)」「豊後森機関庫」を紹介した。車内アナウンスは、日本語と英語の両方で説明され、海外の旅行客により伝わる工夫がなされていた。
豊後森駅を通過し、11時40分に終点の由布院駅に到着。先頭車両に集まり記念撮影をする乗客の姿が多くあった。改札前には折り返すゆふいんの森2号の乗客が整列をはじめており、ホームや待合室は人でにぎわった。今後も企画が進行中ということで、列車内や駅構内、また空港などでコラボレーションが見られるだろう。