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JAL、しまじろうジェット第2弾は羽田から。ベネッセ小林社長「しまじろうが横にいることで素敵な旅の思い出になる」
2019年3月17日 21:31
- 2019年3月17日 就航
JAL(日本航空)は3月17日、ベネッセコーポレーションの教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」のキャラクターを描いた特別塗装機「JALしまじろうジェット」を就航した。機材はボーイング 737-800型機(登録記号:JA330J)。
両社のコラボレーションは、機内エンタテイメントや機内誌、子供向けグッズなどで展開しており、2018年に「こどもちゃれんじ」ブランドが30周年を迎えたことを記念して、「JALしまじろうジェット」の第1弾がJ-AIR(ジェイエア)に就航している(関連記事「J-AIR、ベネッセこどもちゃれんじ30周年で『JALしまじろうジェット』就航。機内でしまじろうがお出迎え」)。今回はその第2弾に当たる。
しまじろうジェット第1弾は「しまじろうたちが機窓から手を振る」様子を描いたものだったが、第2弾では機体の左側面に「クレヨンで虹を描くしまじろうたち」、右側面に「子供の描いた似顔絵としまじろうたち」の絵柄をあしらっている。右側面の似顔絵は、第1弾の就航後に子供たちから寄せられたものだという。
機内には第1弾同様、しまじろうの特製ヘッドレストカバーが全席に用意されており、ドリンクサービスは特製の紙コップで提供し、特製シールのプレゼントなどを行なう。
同日、羽田空港 第1ターミナルでは、12時30分発の松山行きJL435便のゲート前でセレモニーを行なった。JAL 執行役員 路線統括本部商品・サービス企画本部長の佐藤靖之氏は、しまじろうジェット第1弾はグループ会社のJ-AIRが大阪を中心に運航していること、子供たちからイラストを募集したことを紹介し、「お子さんが夢を込めた絵をもとにして機体に描いた。夢を乗せて大空に羽ばたいてほしいという願いを込めている」と述べ、しまじろうジェット第2弾実現までの経緯と期待を説明。
一方、来賓として登壇したベネッセコーポレーション 代表取締役社長の小林仁氏は、「お子さまにとって、飛行機に乗って旅をするというのは、楽しみとドキドキと不安が入り交じるもの。また、保護者の方はお子さんの成長を感じられると同時に、移動の苦労もあるはず。そんなとき、皆さんにとって身近なしまじろうが横にいることで、楽しい気持ちになったり素敵な思い出になったりするのではないか」と述べて、しまじろうジェットの意義を強調した。
その後、パイロット姿のしまじろうとCA(客室乗務員)姿のみみりんがゲート前にサプライズ登場。搭乗を待つ子供たちと触れ合ったり記念撮影したりと、ゲート前が大変賑わった。
しまじろうジェット第2弾は、3月17日から8月31日(予定)まで運航する。なお、しまじろうジェットの運航スケジュールは、JALの特設サイトで運航前日に確認できる。