JR東日本とJR北海道、新幹線の青函トンネル内最高速度を160km/hにアップ。「はやぶさ」「はやて」の所要時間を最大4分短縮

東北・北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」の一部列車の速達化を、2019年3月16日のダイヤ改正のタイミングから実施。青函トンネル内の最高速度を140km/hから160km/hに向上して「はやぶさ」「はやて」の所要時間を現行より最大4分短縮する

　JR東日本（東日本旅客鉄道）とJR北海道（北海道旅客鉄道）は12月14日、東北・北海道新幹線「はやぶさ」「はやて」の一部列車の速達化を、2019年3月16日のダイヤ改正のタイミングから実施すると発表した。

　青函トンネル内の最高速度を140km/hから160km/hに向上し、「はやぶさ」「はやて」の所要時間を現行より最大4分短縮。東京駅～新函館北斗駅間の所要時間が最速3時間58分になる。

　また、E5系車両の導入により、東京駅～盛岡駅間で運転している「はやて」を最高速度275km/hから320km/h（宇都宮駅～盛岡駅間）に引き上げて「はやぶさ」として運行、所要時間を最大10分短縮する。

「はやぶさ」最速達列車のダイヤ

下り
［はやぶさ5号］東京駅（08時20分）発～新函館北斗駅（12時18分）着
［はやぶさ11号］東京駅（09時36分）発～新函館北斗駅（13時34分）着
上り
［はやぶさ38号］新函館北斗駅（17時25分）発～東京駅（21時23分）着

「はやて」から「はやぶさ」に変更する列車のダイヤ

［はやぶさ101号］東京駅（7時16分）発～盛岡駅（10時01分）着