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栃木県、第2いろは坂(国道120号)一方通行化の社会実験。二荒橋前交差点や明智平駐車場付近の渋滞を大幅改善
左折待ちが約20分から約5分に
2018年11月26日 12:58
- 2018年10月27日~11月4日 社会実験
- 2018年11月22日 発表
栃木県は10月27日から11月4日までの9日間、第2いろは坂(国道120号)を終日一方通行にする社会実験を行ない、その効果について発表した。
秋の紅葉シーズンを中心に第2いろは坂では華厳の滝を先頭とした渋滞が発生しており、社会実験ではその対策として明智平ロープウェイ駐車場~二荒橋前交差点手前の市道交差部までの対面通行区間を、上り2車線の一方通行にした。
期間中、華厳の滝駐車場が満車時に右折車の渋滞は発生したが、二荒橋前交差点に右折、左折それぞれの専用レーンを設けたことにより、戦場ヶ原、湯元方面への左折車の通過時間は、通常約20分かかるところ、約15分短縮の約5分で通過できた。
また、期間中前半、県営明智平駐車場で入庫待ちによる渋滞が発生したことから、後半は駐車場入口を2か所から1か所に集約したうえで、県営駐車場が満車の際は、交通誘導員による入場規制を実施したところ、明智平付近の通過時間が約2時間20分から約30分へと約1時間50分の大幅短縮となった(ただし、実験期間中も明智平では、右側車線が明智平ロープウェイ駐車場への入庫待ちで渋滞が発生した)。