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品川の夜を変える9つの“うつろい”、品川プリンスホテル最上階のレストラン＆バー「DINNING ＆ BAR TABLE 9 TOKYO」発表会
「朝4時までオープンするバーは、品川の新しいナイトライフカルチャー」と西武HD 後藤社長
2017年12月5日 19:14
- 2017年12月13日11時30分 オープン
東京・品川駅前に位置する品川プリンスホテルは、9つのレストラン＆バーから構成される「DINNING ＆ BAR TABLE 9 TOKYO」（以下、テーブル9）を同ホテル最上階の39階、地上140mに12月13日11時30分オープンする。
39階のエリアはこれまで「トップ オブ 品川」として親しまれてきたが、テーブル9として全面リニューアルされ、12月5日には関係者や報道陣を招いての内覧発表会が開催された。
テーブル9は、最上階39階、地上140mの2000m2の空間を使い、9つのコンセプトの異なるレストラン＆バーを展開。中央部にはショーキッチンを配した西洋料理ダイニング「TOKYO FUSION DINNING」（152席）、それを取り囲むように「GRIL ＆ STEAK」（72席）、「AWA LOUNGE」（64席）、「SHIZUKU LOUNGE」（70席）といったレストラン、「NINE BAR」（48席）、「WHISKY BAR」（22席）、「COCKTAIL BAR」（25席）の3つのバー、そして予約制の個室「CHEF'S TABLE」（14席）、「PRIVATE DINNING」（28席）を展開する。
このうち3つのバーは、営業時間が17時～翌4時。早朝まで営業することで、発展する品川のナイトエコノミーを変革し、インバウンド需要などに応えていく。
発表会に登壇した西武ホールディングス 代表取締役社長 後藤高志氏は、内覧会に訪れた招待客にお礼を述べたあと、全面リニューアルオープンするテーブル9の狙いを紹介。「品川は新幹線の駅があり、羽田空港は24時間空港。東京の玄関として発展しており、日本で最も成長率の高いところ」と、品川の位置付けに触れ、その品川をホテル最上階の39階、地上140m、360度から臨めることから、「品川駅など鉄道ファンが泣いて喜ぶジオラマが展開され、遠くには羽田の航空機も見える」と、プリンスホテルに加え西武鉄道もグループに持つ西武ホールディングスのトップらしい発言。
9つの個性的なレストラン＆バー、とくに朝の4時まで営業するバーが、品川の新しいナイトライフカルチャーを作り上げていくと語った。
レストランなどの詳細については、プリンスホテル 専務執行役員 東京シティエリア 統括総支配人 武井久昌氏が説明。とくに4時まで営業しているバーについては、ナイトスポットの新設となり、夜遊び需要の活性化につながるとの見通しを語る。9つのレストラン＆バーを「1次会から3次会まで飽きの来ない夜遊びスポット」と紹介した。
このテーブル9をデザインしたのが、デザインスタジオ・スピン 代表取締役社長 小市泰弘氏。小市氏はそれぞれのレストラン＆バーに、西洋、東洋のモチーフを展開し、西洋、東洋の配分は9つのレストラン＆バーで異なるという。とくに意識したのは“うつろい”で、「エントランスからのシーンのうつろい、時のうつろい」などを感じてもらえればという。9つのレストラン＆バーがあることか、9回以上訪れても楽しめる場所とのことだ。
乾杯は、プリンスホテル 代表取締役社長 赤坂茂好氏。赤坂氏の乾杯の発声とともに巨大なシェードが上昇し、窓の向こうに品川の夜景が現われた。
DINNING ＆ BAR TABLE 9 TOKYOは、12月13日オープンだがすでに同レストランのWebサイト「DINNING ＆ BAR TABLE 9 TOKYO」で予約を受け付けている。クリスマスやニューイヤーパーティの予約などを行なうなら早めに問い合わせてみるのがよいだろう。
