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ANA、青森県の高校生が作った金芽米ご飯を羽田/成田発の国際線ファーストクラスで提供
グローバルGAP認証取得のお米を12月~2018年2月に使用
2017年11月10日 16:32
- 2017年11月10日 発表
ANA(全日本空輸)グループは11月10日、成田/羽田発の国際線ファーストクラスで、青森県立五所川原農林高等学校の生徒が育てたお米を機内食で提供することを発表した。期間は2017年12月~2018年2月。東洋ライスによって金芽米に精米して提供する。
ANAグループでは、2017年1月より食の安全性、トレーサビリティなどを高めるべく、ブルーナンバー財団が展開する、食にまつわる透明性あるサプライチェーン・プラットフォーム構築を目指す「ブルーナンバー・イニシアティブ」に参画。機内食の製造を担うANAケータリングサービスでは調達食材の生産者や納入業者の情報登録を進めており、今回の取り組みもその一環となる。
青森県立五所川原農林高校の“コメ”は、世界130カ国以上で取り組まれている第三者認証による農業生産の国際基準である「グローバルGAP認証」を取得。農薬の使い方、土壌や水質などの環境、働く人々の安全など生産工程を第三者が審査したうえで一定の基準に適合することが証明されている。また、生徒自身が書類手続きをしたうえで認証審査を公開で行なうといった人材教育への貢献などが評価され、顕著な業績や成果を上げた団体としてグローバルGAP大賞を受賞したという。