ハワイの老舗ホテルが日本進出「ハレクラニ沖縄」を2019年夏開業

「ハレクラニ沖縄」の完成予想図（鳥瞰パース）

　三井不動産は10月19日、2019年夏（予定）に「ハレクラニ沖縄」を開業すると発表。ハワイにハレクラニが創業して100年を迎える節目の年に、2軒目となるハレクラニブランドホテルの日本進出が決定した。

　三井不動産はこれまで、自社ブランドである「三井ガーデンホテルズ」を国内展開してきたほか、都心部の複合開発においては「マンダリンオリエンタル東京」「ザ・リッツ・カールトン東京」などラグジュアリーホテルの開発、誘致にも取り組んでおり、2019年に開業する「ハレクラニ沖縄」は同社初の直営ラグジュアリーホテルとなる。

　ハレクラニは1917年にハワイで創業。1984年には三井不動産の再開発により国際的ラグジュアリーホテルとしてグランドオープンをしているという経緯があり、2軒目となる「ハレクラニ沖縄」は、三井不動産の100％子会社であるハレクラニコーポレーションと展開する。

ホテル概要

名称：ハレクラニ沖縄
所在地：沖縄県国頭郡恩納村字名嘉真下袋原1967番1外（地番）
敷地面積：8万7145.70m²
延床面積：4万1746.92m²
構造・規模：鉄筋コンクリート造・地上10階ほか
着工：2017年5月
開業：2019年夏（予定）
客室数：360室
付帯施設：レストラン、バー、屋内外プール、スパ、フィットネスジムなど
アクセス：那覇空港よりクルマで約75分

　ハレクラニ沖縄は恩納村に位置し、全長約1.7kmにわたる海岸線に面したビーチリゾートホテル。360室全室がオーシャンビューの客室になるほか、付帯施設には、ハレクラニの象徴であるオーキッドを配したプールや、温泉を利用した新しいウェルネスプログラムが体験できるスパ、4つのレストラン、バーなどを備える。