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羽田空港国内線の駐車場に多客期料金導入、繁忙期は24時間ごとの最大料金2100円に

2017年7月15日から導入

2017年7月15日~8月31日 夏期多客期

2017年12月28日~2018年1月4日 年末年始多客期

羽田空港国内線ターミナルに隣接する第1~第4駐車場に多客期料金を導入(出典:一般財団法人空港観光整備協会のニュースリリース)

 羽田空港国内線ターミナルに隣接する第1~第4駐車場を運営する日本空港ビルデングと空港環境整備協会は、駐車場料金を一部改定し、混雑が著しい時期に多客期料金を導入することを発表した。2017年夏期より導入を開始する。

 羽田空港国内線ターミナルに隣接する駐車場は第1駐車場と第4駐車場を日本空港ビルデング、第2駐車場と第3駐車場を空港観光整備協会が運営している。

 現在、第1~第4駐車場の普通自動車の駐車料金は、24時間ごとの最大料金が1500円。24時間を超えるごとに1時間あたり300円、1日の上限は1500円という料金が設定されている。

 新たに導入する多客期料金は、24時間ごとの最大料金を2100円とし、24時間を超えるごとに1時間あたり300円、1日の上限は2~3日目(24時間~72時間)は2100円、4日目以降は1500円とする。従って、通常期より24時間の料金は600円増、48時間の料金は1200円増、72時間以降の1日あたり料金は1800円増となる。

 入場から30分以内の出場が無料である点、最初の入場から30分ごとに150円という時間料金は通常期と同様のほか、自動二輪車には多客期料金は設定しない。

 また、通常期と多客期をまたぐ24時間については通常期の1日あたり最大料金が適用される。

 この多客期料金はゴールデンウィーク(4月29日~5月7日)、夏期(7月15日~8月31日)、年末年始(12月28日~1月4日)に適用され、2017年夏期の7月15日~8月31日から導入。2018年度以降は暦によって日付は変動する場合があるとしている。

多客期料金の駐車料金例(出典:一般財団法人空港観光整備協会のニュースリリース)
多客期の料金イメージ(出典:一般財団法人空港観光整備協会のニュースリリース)