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NEXCO西日本と中国5県、周遊エリアや発着場所を拡大した「ぶらり中国ドライブパス2017」
周遊エリアは高速道路乗り降り自由、3月18日~12月18日の対象日
2017年3月9日 17:11
- 2017年3月9日 発表
中国地方の5県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)と兵庫県道路公社、NEXCO西日本(西日本高速道路)は3月9日、周遊エリア内の高速道路が乗り降り自由となる「ぶらり中国ドライブパス2017」の実施を含む「中国地方ドライブキャンペーン」を実施すると発表した。毎年実施しているキャンペーンで、2017年は開始時期を3月に早め、ドライブパスの発着エリア拡大と、ミニ周遊編のエリア拡大など、利便性を向上させているという。
キャンペーンのメインとなる「ぶらり中国ドライブパス2017」は、周遊エリア内の乗り降り自由と、発着エリアから周遊エリア内までの往復の高速道路が、定額で利用できるもの。車種区分が「普通車」と「軽自動車等」でETCを利用するクルマが利用できる。
ワイド周遊編は中国5県のNEXCO西日本と兵庫県道路公社が管轄する道路が乗り降り自由。それに加えて発着エリアからの往復が含まれる。発着エリアは滋賀、京阪、兵庫、四国、九州北部、九州中部の6カ所で、利用日や日数が異なる「全日3日間プラン」「休日2日間プラン」の2タイプが用意される。
ワイド周遊編の料金は発着地、日数、車種区分で異なり、例えば「京阪エリア発着 中国周遊プラン」の軽自動車等 休日2日間で6800円、普通車 全日3日間で1万500円。注意する点は、四国エリア発着のプランに本州四国連絡高速道路が管理する神戸淡路鳴門道、瀬戸中央道、西瀬戸道の料金は含まれていないため、別途通行料金が必要となる。
ミニ周遊編は、中国地方内から隣県に行く場合に便利なプラン。岡山から米子・出雲、広島から浜田と、それぞれ逆のプランのほか、広島・山口周遊プランは岡山発着または福山発着、岡山・福山周遊プランは広島発着または山口発着が用意され、全8プランとなる。
いずれも「休日2日間プラン」の設定で、例えば「岡山エリア発着 米子・出雲周遊プラン」の料金は普通車で4500円と、軽自動車等は3600円。ミニ周遊編では米子・出雲周遊プラン、浜田周遊プラン、広島・山口周遊プランで2016年と比べてエリアを拡大している。
ワイド周遊、ミニ周遊とも、利用可能な日は「休日2日間プラン」が3月18日~12月17日の土曜、日曜、祝日の連続する最大2日間。翌日が平日となる日曜日や祝日でも利用開始できるが、その場合は有効期間はその当日の23時59分までとなる。「全日3日間プランは」3月18日~12月17日の連続する最大3日間。ただし、どちらも4月28日~5月7日のゴールデンウィーク期間と8月10日~8月16日の夏季の混雑時期は利用できない。
利用にあたっては、必ず申し込みが必要となる。申し込みは3月9日14時からNEXCO西日本のWebサイト「みち旅」から。NEXCO西日本の乗り降り自由プランの特徴として、利用当日の23時59分までに申し込みが完了していれば、すでに高速道路を走行開始後の申し込みでも定額の対象になる。
このほか、観光施設やサービスエリア等で割引サービスを実施するほか、利用後にアンケートに答えると抽選で中国地方の特産品が当たる特典もある。