週末駅弁

「神戸食館」

異国情緒あふれる神戸の街並みを表現した幕の内弁当

「神戸食館」。神戸開港150年を記念して、2017年は記念パッケージで販売

 神戸は、日本を代表する港町であるとともに、日本文化と異国文化が入り交じった、異国情緒あふれる街並みが大きな魅力です。そんな異国情緒あふれる神戸の街並みを表現した駅弁が、今回紹介する「神戸食館」です。

 ところで、2017年は、神戸港が開港してちょうど150年を迎える記念の年です。実際に神戸では、神戸開港150周年を記念したさまざまな記念事業が行なわれていて、大いに盛り上がっています。それに合わせて神戸食館も、2017年は神戸開港150年記念パッケージで販売されています。

 駅弁の種類としては、白いご飯に、さまざまなおかずが盛り付けられた、いわゆる幕の内弁当に位置付けられます。中央に白いご飯、その周囲を囲むようにおかずが盛り付けられたその姿は、神戸の街並みをぐるっと散策するイメージとのことです。

 おかずは12マスに区切られて、それぞれに1~2種類が盛り付けられています。種類の豊富さはもちろん、和洋折衷のおかずが渾然一体となって盛り付けられている様子は、神戸らしさがうまく表現されているように感じられます。

神戸の街並みをイメージして、中央に白いご飯が置かれ、その周囲におかずが盛り付けられている
俵むすびのご飯は、中央に梅干しが添えられていて、いかにも幕の内弁当らしい雰囲気

 おかずには、焼鮭、里芋や筍の煮物、昆布巻き、肉団子など、いかにも幕の内弁当らしいものが並んでいます。また、すき焼き風味の牛肉煮や穴子煮、たこカツなど、神戸周辺の特産物を使ったおかずもありますので、神戸らしさもしっかり表現されています。

 ご飯を中心として、どのおかずを食べるか迷ってしまうのですが、それこそ異国文化の入り交じった神戸の街並みを気ままに散策しているようで、食べていてとても楽しく感じます。

幕の内弁当に欠かせない焼鮭。ちょうどいい塩加減でご飯が進む
筍と人参の煮物に昆布巻き。ほっとする味わいだ
子供にも人気の肉団子
里芋の煮物。出汁が染みて優しい味わい
香ばしい味わいの穴子煮は、瀬戸内海に面する神戸らしいおかずだ
すき焼き風味の牛肉煮。神戸ということでやはり牛肉は欠かせない
卵焼きとソーセージ。いかにも和洋折衷といった組み合わせ
明石の特産物、たこを使ったたこカツ

 このように神戸食館は、内容的には一般的な幕の内弁当とそれほど大きな違いはありませんが、豊富な和洋折衷のおかずと、そのおかずを中央のご飯を囲むように盛り付けることで、神戸らしさを感じながら楽しくいただける駅弁に仕上がっています。神戸には、魅力的な食材が多く、そういった食材をメインに扱う駅弁が多数ありますが、たまには幕の内弁当が食べたいというときにお勧めです。

「神戸食館」

価格:1130円
販売駅:JR新神戸駅
購入場所:淡路屋 新神戸駅コンコース2階売店
購入日:2017年7月13日