瀬戸内しまなみ海道全通10周年を記念して、多々羅大橋または来島海峡大橋に登れるツアーを5月開催

多々羅大橋

　瀬戸内しまなみ海道振興協議会やJB本四高速（本州四国連絡高速道路）で構成される、しまなみ海道塔頂体験ツアー2016実行委員会は、5月28日～29日の2日間にわたって、しまなみ海道の多々羅大橋（斜張橋）または来島海峡大橋（三連吊り橋）の主塔に登るツアーを実施する。しまなみ海道全通10周年を記念したもの。

　ツアーは28日、29日の午前と午後、多々羅大橋、来島海峡大橋それぞれで募集し、1日あたり各橋50名の計200名を募集。5名ずつの班に分かれて順番に主塔に上り、眺めを10分ほど楽しめる。行程全体の所要時間は1時間程度。対象となる塔の高さは多々羅大橋が海面から226m、来島海峡大橋が同184m。

　参加費用は500円。応募はインターネットの応募フォームまたは往復はがきで行なう。締め切りは4月22日。小学校4年生以上、自己責任で3km以上の歩行と20mの階段昇降ができること、高所または閉所恐怖症でないことが参加の条件となる。

広島県が実施した「多々羅大橋のてっぺんで愛の告白ツアー」の様子

　これに先立ち、広島県が運営する仮想の旅行代理店「広島秘境ツアーズ」が3月に募集した、「多々羅大橋のてっぺんで愛の告白ツアー」が4月8日に実施され、その模様が公開されている。

　このツアーは松崎しげるさんが「愛のメモリー」を熱唱して応援するなか、「恋の吊り橋効果」も期待できる多々羅大橋主塔のてっぺんで愛の告白を行なうというもので、カップル1組を募集していた。

　参加者は結婚から10カ月が経過した夫婦で、改めて思いの丈を告白。旦那さんから奥さんへ手紙も贈るサプライズもあり、松崎さんは「ますます二人が幸せになりますように、末永くお幸せに！」とエールを送ったという。