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えちごトキめき鉄道、新型リゾート列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」

2016年4月23日運行開始。ハイデッキ個室と新潟の旬の食材を楽しめる

2016年4月23日 運行開始

えちごトキめき鉄道の新型リゾート列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」

 えちごトキめき鉄道は、妙高はねうまラインと日本海ひすいラインの上越妙高駅~糸魚川駅間で新型リゾート列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」を2016年4月23日より運行を開始する。土日祝日を中心に運行し、片道の運賃とウェルカムドリンク・お菓子付きの花コース6000円、運賃と食事付きの月コース1万2500円(午後発便)、雪コース1万4000円(午前発便)。

 えちごトキめきリゾート 雪月花は、2両編成で定員は1号車23名、2号車22名。スイスやカナダの観光列車をイメージした国内最大級のパノラマウィンドウや、足下から空まで眺望を楽しめるハイデッキ個室を備えている。ハイデッキ個室は上記の料金のほか1室あたり1万2000円の個室利用料金が必要。車体色は新潟の風景に映える銀朱色をベースとしており、情景のシンボルとして「雪」「月」「花」を外装のデザインに取り入れている。また車内のインテリアは和モダンをコンセプトに、地元である新潟県のものづくりや自然素材を取り入れ細部まで上質にこだわっている。車両の監理は新潟トランシス、設計デザイン統括はイチバンセン川西康之氏。

1号車。眺望を楽しめる客席のほかお手洗いなどを備える
2号車。前部にハイデッキ個室。後部に食事のサービスなどを行なうカウンターを設置
2号車のハイデッキ個室
2号車の中間の客室部分
2号車の食事のサービスなどを行なうカウンター
1号車の車内
1号車の座席部分
1号車の前部スペース

 車内で提供される料理は、新潟出身のミシュラン二つ星フレンチシェフ飯塚隆太氏監修によるレシピとなっており、地元の旬の食材にこだわったものを提供。また車内でのサービス企画プロデュースは、温泉宿「里山十帖」をプロデュースした岩佐十良氏が担当する。

 運行ダイヤは、午前便が上越妙高駅10時19分発~糸魚川駅13時30分着。午後便は糸魚川駅14時10分発~上越妙高駅16時46分着。上越妙高駅と糸魚川駅の両駅とも北陸新幹線の駅となっているため、東京からのアクセスの便がよいのが特徴。

(編集部:柴田 進)