ニュース
ネスレ、Pepperが接客しドローンが飛ぶ期間限定カフェを東京・原宿にオープン
オープニングイベントにGACKTさんが来店
(2015/9/15 16:42)
- 2015年9月16日~23日オープン
Nestle(ネスレ日本)は、東京・原宿の「ネスカフェ 原宿」で、9月16日から「未来のカフェサービスを先行体験できる」と銘打った期間限定カフェ「ネスカフェ ドルチェ グスト ドロップ 未来カフェ」をオープンする。
デザイン性を重視したコーヒーマシン「ネスカフェ ドルチェ グスト ドロップ」の発売を記念したもので、人型ロボット「Pepper」やドローン、プロジェクションマッピングを活用し、未来型カフェを提案するイベントとなっている。オープンは23日まで。
ネスカフェ 原宿は、同社のコーヒーマシンを使ったショールーム形式のカフェ。ドロップは、コーヒー抽出時の最後の1滴をモチーフにして、タッチパネルを採用したことで全面フラットなボディを実現したコーヒーマシン。全世界で累計販売台数2000万台、日本でも160万台を突破したという人気シリーズ「ドルチェ グスト」の新製品だ。
9月15日の発売を記念した期間限定の未来カフェは、普段のネスカフェに加え、店内に複数台のドロップが設置されており、カプセルを選んでドロップを使ってコーヒーなどを楽しむことができる。
普段から、ネスカフェ 原宿では「Pepper」が接客を行なっており、客の質問に答えて好みのコーヒー診断をしたり、説明などを行なっている。未来カフェではそれに加え、ドロップ型のドローンが店内を飛行。タッチ&トライコーナーでは、プロジェクションマッピングによって、ドロップのようなロボット(?)がドロップと共演。未来型のカフェを演出するという仕掛けになっている。
同社の飲料事業本部コーヒーシステムビジネス部の大谷謙介部長はドロップについて、「従来のようにキッチンの隅に申し訳ないように置かれているのはやめたい。ある意味一番ぶっ飛んだ未来的で先進的なマシン」とアピール。未来カフェは、Pepperやドローンといった「話題では知っているが実物を見たことがある人は少ない」として、未来のカフェの姿を考えて作り上げたとしている。
オープニングイベントのゲストには、「違いが分かる男」としてアーティストのGACKTさんが登場。「5年前まではコーヒーが飲めなかった」というGACKTさんは、最近はコーヒーにこだわって自身で豆を挽いてコーヒーを入れているという。しかし、最近のコーヒーマシンの進化によって、自身が入れたコーヒーと比べて飲んでも「どっちが美味しいかと言われると、こっち(コーヒーマシン)の方が美味しいと思うようになった」と話す。
ドロップを試したGACKTさんは、味だけでなく「とにかく香りがいい」と称賛。デザインについても、従来の家電が「機械的で冷たくてデザイン性に乏しいものが多い」とし、インテリアとして飾っておけるものがようやく出始めたとして、「こういうデザインっていいよね」と気に入った様子だった。
また、GACKTさんとネスレ日本は、今後の活動についての包括契約を結んだと発表。10月公開予定の「踊る大宣伝会議 シーズン2」へのGACKTさんの出演、11月末にドロップのイメージソングとミュージックビデオの公開、2016年3月発売予定のGACKTさん新作アルバムの1曲をネスレ会員限定でフリーダウンロードするキャンペーン、同3月からの全国ツアーへの協賛、といった両者のコラボレーションが実施される。
未来カフェは、9月16日から23日まで、19日を除く毎日オープン。11時から18時まで、30分おきにプロジェクションマッピングのタッチ&トライが実施される。18時以降は21時まで通常のカフェとして営業する。住所は東京都渋谷区神宮前1-22-8。
なお、23日までの期間中、期間限定販売の「アイスカプチーノ」や、北海道限定で販売される「宇治抹茶」のカプセルも用意されている。