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「JR東日本アプリ」が東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線の列車位置情報を提供開始

AndroidアプリではSuicaの残高確認機能を10月31日に追加

2015年9月30日より順次提供開始

 JR東日本(東日本旅客鉄道)は9月30日より、Android/iOS用アプリ「JR東日本アプリ」内で提供する「列車位置情報」の対象路線を5路線追加する。対象となる路線は、東海道線、宇都宮線、高崎線、常磐線(快速・普通)、常磐線(各駅停車)。対応OSはAndroid 4.2以上、iOS 7.0以上としている。

 「JR東日本アプリ」は、対象となる路線の運行情報や各列車の現在地などを確認できるアプリ。各列車の現在地や遅れを1分単位で表示するといった「列車位置情報」を確認できる路線はこれまで、湘南新宿ライン(高崎~小田原、宇都宮~逗子)、京浜東北線・根岸線(大宮~大船)、中央線快速(高尾~東京)、中央線・総武線各駅停車(三鷹~千葉)、埼京線・川越線(川越~大崎)、武蔵野線(府中本町~西船橋)の6路線だった。

 今回は新たに、東海道線(東京~湯河原)、宇都宮線(上野~黒磯)、高崎線(上野~神保原) 常磐線快速・普通(品川~羽鳥)、常磐線各駅停車(綾瀬~取手)の5路線分の情報が追加提供され、計11路線分の列車位置情報がチェックできるようになった。これら全路線において各列車の行先や列車種別、編成車両といった詳細情報も閲覧できる。

列車位置情報の確認手順

 さらに、Android版アプリでは、SuicaおよびSuicaと相互利用している交通系ICカードの残高をチェックできる機能を10月31日に追加することも予定している。「モバイルSuica」アプリを別途インストールしている場合は、モバイルSuicaの残高も確認できるとのこと。ICカードの残高チェック機能は、NFCやFeliCaを搭載したAndroidスマートフォンでのみ利用可能。

Suicaの残高確認手順

(藤縄優佑)