ANA、成田～ベルギー ブリュッセル線を10月25日に就航

　ANA（全日本空輸）は7月1日、10月25日より欧州6番目の就航都市となる成田～ブリュッセル（ベルギー王国）線を就航すると発表した。7月1日より航空券の予約・販売を開始している。

　運航ダイヤは、NH231便が成田11時15分発～ブリュッセル15時15分着、NH232便がブリュッセル20時50分発～成田着16時10分+1日着となる。使用機材はボーイング 787-8型機。客席の構成はビジネスクラス46席、エコノミークラス123席となる。

　運賃は従来の欧州路線と同様にルフトハンザ ドイツ航空やスイス インターナショナル エアラインズ、オーストリア航空との共同運賃や各種割引運賃が設定される。

　また就航を記念し、7月1日～14日の期間限定でエコノミークラスのスペシャル運賃を5万5000円（燃油特別付加運賃を含まず）より販売する。本運賃は、出発地として東京/大阪/名古屋、目的地はブリュッセルやパリ、ロンドン、フランクフルト、ミュンヘンなど。出発日は10月25日～12月31日、現地滞在が5日～21日の行程で適用となる。詳細は同社「ANA SKY WEB」を参照いただきたい。

　同社によると、ベルギーは日本の企業が多く進出をしており、日本から航空便を乗り継いでブリュッセルへの渡航者は年間約9万人にもなるという。日本からブリュッセルへの直行便は、2001年までサベナ・ベルギー航空が運行していたものの、2015年時点では今回就航する路線が唯一のものとなる。また、ブリュッセルはルフトハンザグループのブリュッセル航空がハブ空港として航空ネットワークを構築しており、乗り継ぐことで欧州各地へのルートに新しい選択肢が加わる。