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NEXCO東日本、“どら丼”149種の頂点を決める「第2回 どんぶり王座決定戦!決勝大会」開催
常磐道 友部SA(上り)「“二代目”茨城VICTORY丼(どん)」が2連覇
(2015/3/19 16:23)
- 2015年3月18日開催
- 学校法人食糧学院 東京栄養食料専門学校
NEXCO東日本は3月18日、同社が管理する高速道路のSA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)で販売しているどんぶり料理のなかから、最も優れた1品を決定する「どんぶり王座決定戦!決勝大会」を開催した。2014年に続き、今年で2回目の開催となる。会場は学校法人食糧学院 東京栄養食料専門学校(東京都世田谷区池尻)。
どんぶり王座決定戦は、NEXCO東日本のSA/PAのフードコート149店舗が新たに開発した地域色の豊かなオリジナルのプレミアムどんぶり「どら丼(道楽丼)」を、一般利用者による投票により各地区9ブロックから選ばれた11店舗に選抜し、そのグランプリを決定する大会。
「どら丼」は、高速道路利用者に地域の地元食材を楽しんでもらおうというコンセプトで提供されている、SA/PAオリジナルのどんぶり。審査項目は、地域ならではのこだわりや華やかさ(プレミアム感)の表現を見る「テーマとの整合性」、彩りや盛り付けの工夫や独創性を見る「視覚審査」、美味しさと料理のバランスや価格に対する満足感(味・ボリューム・食材など)を見る「試食審査」の3種類。
審査委員長には“中華の鉄人”としても知られる四川飯店 オーナーシェフ 料理人の陳建一氏を招き、特別審査員として学校法人食糧学院 東京調理師専門学校 校長の柘植末利氏、審査委員には調理師免許や食育アドバイザーの資格を持つ“フードファイター”として有名なタレントのギャル曽根さん、高速道路のB級グルメリポーターとしても活躍するタレントの川瀬良子さん、リクルートライフスタイル 関東・東北じゃらん編集長の大橋菜央さん、ネクセリア東日本 代表取締役社長の荒川真氏が参加。審査員は実際に11食すべての「どら丼」を試食して審査を行なった。
審査委員長の陳建一氏は、審査後の総評で「とにかく美味しかった! 2回目になり、みんな考えてきていてレベルが上がってきている。誰が食べても美味しいなんて料理は存在しない。もう後は個々人嗜好の問題。点数をつけなきゃならないのは辛いが、受賞できなくても落胆せず、ぜひ地元に胸を張って帰っていただきたい。作っている料理人やスタッフ、SA/PAの違いも感じられて、また来てみたいと思わせる雰囲気作りがあった。とにかくみな美味しく、幸せな気持ちになれました!」と元気よく総括してくれた。
11種類のなかから選ばれたのは、審査員特別賞2メニュー、準グランプリ2メニュー、グランプリ1メニューの全5メニュー。
審査員特別賞は、東北道 上河内SA(上り)あさやホテルの「うんめぇ~!とちぎの恵味丼(めぐみどん)」(980円)と、東北道 阿武隈PA(上り)ネクスコ東日本リテイルの「白河高原清流豚(とん)の豚唐みぞれ丼」(870円)。
準グランプリとしては、東北道 前沢SA(下り)平泉観光レストセンターの「二楽(ふたらく)丼(前沢牛とカボチャの焼き肉丼)」(1080円)と、館山道 市原SA(下り)大庄の「市原 宝石丼(伊勢えびと黒アワビ入り海鮮丼)」(2800円)。
そしてグランプリは、常磐道 友部SA(上り)東武食品サービスの「“二代目”茨城VICTORY丼」(1240円)が受賞し、2014年に続き2連覇となった。このどんぶりは、茨城のつくば美豚、大洗の名店「森寅の干物」、久慈浜産しらす、茨城の野菜を笠間焼の半分に仕切りのある丼に盛りつけたもの。地元の肉、魚、野菜がすべて楽しめ、水戸納豆「雪あかり」も添えられている。
グランプリを受賞した東武食品サービス 料理長 菅沼眞二氏は、「昨年グランプリをいただき、すごいプレッシャーの中で参加しました。美味しいものを作っていただいている生産者の方々のおかげです。そのおいしい食材を大切にしたいと、このどんぶりを考えました。グランプリをいただいた、これからが勝負だと思っています。昨年受賞したどんぶりは、3万7000食ほど召し上がっていただけ、どんぶりを目当てに来てもらえるお客様も増えてまいりました。2連覇ということで、さらに気を引き締めてがんばっていきたいと思います」と受賞の喜びをコメントしてくれた。