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NEXCO中日本、名神の一宮JCTで「ファスナー合流」による渋滞対策実施

2019年12月上旬 開始

ファスナー合流のイメージ

 NEXCO中日本(中日本高速道路)名古屋支社は、名神高速道路(E1)と東海北陸自動車道(E41)が接続する一宮JCT(ジャンクション)付近で、「ファスナー合流」をしやすくする渋滞対策を実施する。

 名神高速・上り線の一宮JCT付近では、東海北陸道から合流する車両が加速車線のいたるところから合流するため、流れが悪くなり、結果として付近の渋滞が発生している。

 そこで今回、本線と加速車線を区切るラバーポールを延伸する工事を実施。これによって加速車線の先頭車両のみが合流できる形になり、規則正しく1台ずつ交互に合流する「ファスナー合流」を実現し、渋滞の抑制を狙う。

 同社によれば、運用開始は12月上旬からの予定で、高速道路においてこうした施策を実施するのは初となる。

一宮JCTの渋滞状況