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Googleマップで瀬戸内7県の航路情報が検索可能に
せとうちDMOと国交省がジョルダンの協力を得て実現。「瀬戸内Finder」でも提供
2017年9月1日 17:47
- 2017年8月31日 発表
- 2017年9月1日から順次対応
せとうちDMO(せとうち観光推進機構、瀬戸内ブランドコーポレーション)、国土交通省 中国運輸局観光部、四国運輸局観光部は、乗り換え案内サイトなどを運営するジョルダン協力のもと、瀬戸内7県を発着する旅客船の航路情報などを集約した情報を、4月1日から「瀬戸内Finder」で提供していたが、Googleマップでも定期船の時刻表やルート検索が可能になる。本稿執筆時はまだ反映されていないが、「9月1日から順次対応していく」としている。
現在、瀬戸内では111社142航路153系統の旅客船が定期運航を行なっている。この取り組みでは、複数の航路情報を一元的にまとめた多言語による二次交通情報を瀬戸内FinderとGoogleマップに提供。旅行者が瀬戸内の航路を利用しやすいよう環境整備を行ない、瀬戸内の船旅需要を促進する目的がある。
瀬戸内Finderで提供している情報では、Webページに記された各島ごとに、時刻表/運賃表/フェリーの運航会社/地図(寄港地)などが1画面に集約されている。
Googleマップの乗り換え検索でも、航路や定期船の運航時刻などが表示されるようになり、より簡単に検索できる環境が整うとのこと。9月1日現在では、110社138航路149系統の情報の準備が完了しており、未対応航路については順次対応していく予定。
瀬戸内FinderとGoogleマップで発信している情報の概要は以下のとおり。
瀬戸内Finder
概要:瀬戸内の航路マップを用いて行きたい島、港の航路の情報を見える化
発信情報:航路時刻表、運賃、会社情報、地図(乗場、寄港地)
対応言語:日本語、英語、中国語(繁体字)
Webサイト:瀬戸内Finder「交通情報ページ」