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国交省 航空局、「平成28年度国内輸送実績」発表。航空輸送人員は増加も旅客収入は微減
路線別旅客数1位は東京~札幌線
2017年7月27日 16:50
- 2017年7月26日 発表
国土交通省 航空局は7月26日、「航空輸送サービスに係る情報公開(平成28年度第4回)」を発表した。
そのなかで2016年4月から2017年3月までの「平成28年度国内輸送実績」を公開し、輸送人員は前年比2.32%増、輸送人員あたりの旅客収入は前年比2.52%減になったことなどが分かった。
JAL(日本航空)グループ、ANA(全日本空輸)グループ、スカイマーク、AIR DO、ソラシドエア、スターフライヤー、ピーチ(Peach Aviation)、ジェットスター・ジャパン、バニラエア、Spring Japan(春秋航空日本)の2016年4月から2017年3月までの輸送実績は9501万9940人で、前年比2.32%増となっており、「月別でも前年を上回る実績が大半であり、堅調な需要動向が見られる」としている。
一方旅客収入は1兆3591億1500万円で0.25%減。輸送人員あたりの旅客収入は1万4600円で前年比2.52%減と、旅客あたりの単価は減少している。
国内路線別の輸送実績では、東京~札幌線が894万4884人で1位。以下も東京発着で福岡、那覇、大阪、鹿児島と続く。